「復活祭と光と春の女神|アウストロ(Austro)」


「アウストロネシア (Austronesia)」
南+諸島を顕します
ネシア(nesia)とは諸島の名をつくるのに使われる接尾辞です

+++

エーオース(Eos)がポントスとガイアの孫のアストライオス(Astraios)と結婚して風と星を生んだと云われてます

「風神四柱」

北風:ボレアス(Βορέας)
ラテン語化してボレアース(Boreas)
ローマ神話ではアクイロー(Aquilo)

東風:エウロス(Ευρος)
ラテン語化してエウルス(Eurus)
ローマ神話ではウルトゥルヌス(Vulturnus)

南風:ノトス(Νότος )
ラテン語化してノトス(Notos)
ローマ神話ではアウステル(Auster)

西風:ゼフュロス(Ζέφυρος)
ラテン語化してゼプュルス(Zephyrus)
ローマ神話ではファウォーニウス(Favonius)

+++

「復活の主日(復活祭・イースター) 」
イエス・キリストは十字架の死の後に墓に葬られて三日目に復活されました
その復活の日の朝の様子をヨハネの福音書は次のように伝えてます

+++

「ヨハネ20:1-9」より
週の初めの日の朝早く
まだ暗いうちにマグダラのマリアは墓に行き墓から石が取りのけてあるのを見ました
そこでシモン・ペトロのところとイエスが愛していたもう一人の弟子のところへ走って行きました
「だれかが主を墓から取り去りました」
「どこに置いたのかわたしたちにはわかりません」
と云いました
そこでペトロとそのもう一人の弟子は出かけて墓へ向かいました
二人は一緒に走ったがもう一人の弟子の方がペトロより速く走って先に墓に着きました
そして身をかがめてのぞき込むと亜麻布が平らになっているのが見えました
しかし中には入りませんでした
後に続いてシモン・ペトロも来て墓の中に入ってよく見ると亜麻布が平らになっておりイエスの頭にあった手拭いが亜麻布と一緒に平らにはなっておらず元の所に巻いたままになっていました
次いで先に墓に着いたもう一人の弟子も中に入り見て信じました
二人はイエスが死者の中から必ず復活するという聖書の言葉をまだ悟っていなかったのでありました

+++

十字架の死から復活されたイエス・キリストは弟子たちの前にお現れになりました
最初はマグダラのマリアの前です
マグダラのマリアはイエス・キリストを園の番人と思っていました

+++

「ヨハネ20:11-18」より
マリアは墓の外に立って泣いていました
泣きながら身をかがめて墓の中をのぞき込むとイエスの遺体の置かれていた場所に白い衣をまとったふたりの天使がひとりは頭の方にもうひとりは足の方に座っているのが見えました
すると天使たちはマリアに
「婦人よなぜ泣いているのですか」
と云いました
マリアは答え
「だれかが わたしの主を取り去りました」
「どこへ置いたのか わたしにはわかりません」
こう行って後ろを振り向くとそこにイエスが立っておられるのが見えました
しかしその人がイエスであるとは氣がつきませんでした
イエスは
「婦人よ なぜ泣いているのか」
「だれを捜しているのか」
と尋ねられました
マリアは園の番人だと思って
「あなたが もしあの方を運び去ったのでしたら どこに置いたのか教えてください」
「わたしが引き取ります」
と云いました
イエスは
「マリア」
と云いました
マリアは振り返ってヘブライ語で「ラボニ(先生)」
と云いました
イエスは仰せになった
「わたしにすがりつくのは よしなさい」
「わたしは まだ父のもとに上っていないのだ」
「わたしの兄弟たちのところに行ってこう伝えなさい」
「わたしの父であり あなたたちの父でもある方 またわたしの神であり あなたたちの神でもある方のもとへ わたしは上って行く」
マグダラのマリアは弟子たちのところに行って
「わたしは主を見ました」
と云って主から云われたことを弟子たちに告げました

+++

その後イエス・キリストは弟子たちの前にお現れになりますがその場にデドモと呼ばれていたトマスは居ませんでした
弟子たちがイエス・キリストが復活されたことをトマスに言ってもトマスは信じませんでした
八日目にまたイエス・キリストが弟子たちの前にお現れになりました
今度はトマスも一緒でした

+++

「ヨハネ20:27-29」より
それからトマスに
「指をここに持ってきて わたしのわき腹に入れなさい」
「信じない者ではなく 信じる者になりなさい」
と云われました
トマスは
「わたしの主 わたしの神」
と答えました
イエスは
「あなたは わたしを見たから信じたのか」
「見ないで信じる人たちは幸いである」
と仰せになりました

+++

「復活の主日(復活祭)」
受難と死を通して復活したイエス・キリストの過ぎ越しを記念する日です
教会ではもっとも古くからある重要な祝日です
灰の水曜日からはじまる四旬節を経て聖週間の主の過ぎ越しの聖なる三日間のクライマックスにあたります

復活祭前夜から始まる復活の聖なる徹夜祭はキリストの復活を象徴する光の祭儀に続いて創世記からキリストの復活までの救いの歴史の聖書朗読・洗礼式・聖餐の典礼と続きます
アウグスティヌスがすべての徹夜祭の母と呼んだように一年のうちで最も荘厳な典礼がおこなわれます

+++

古くからヨーロッパでは「イースター・エッグ」と云ってたまごに様々な色で模様をつけあるいは装飾して復活祭の日に配ったりおたがいに贈りあったりする習慣があります
たまごは復活のシンボルです
鳥がたまごの殻を破って出てくるさまをキリストが墓から復活した出来事になぞらえてます
たまごは春の祭りの輝く太陽を象徴しているとも云われてます
ドイツ語で復活祭はオステルンと云います
古代の春の女神アウストロにちなむ春のお祭りと結びついたからと云われてます
英語のイースターもここからきています
フランス語・イタリア語のパックあるいはパスカはヘブライ語のペサハやギリシャ語のパスカがその語源となってます

+++

「イースター(復活祭)」
3月に入ると欧米ではイースターの祭日があり春の訪れと共に人々は浮き浮きとし楽しそうです
日本ではキリスト教文化のビッグイベントはクリスマスですが欧米のキリスト教徒たちにとっての最大のイベントはイースターです
イースターの事を日本では復活祭と云いますがこれは日本で出来た造語です
復活は英語ではRevival(リバイバル)ですから違うことが分かります

アメリカやイギリスなどの英語圏ではイースター
ドイツやオーストリアなどのドイツ語圏ではオステルン
イタリア・スペイン・フランスなどラテン語圏ではパスクア

「由来」
ヘブライ語:ペサハ(Pesah:過越しの祭り)
ギリシア語の聖書:パスカ
ラテン語:パスクア(Pascua)

今の英語圏でも復活祭のローソクの事をパスカル・キャンドル(Paschal Candle)と云っている事からもルーツがペサハにあるのが分かります

イエスが十字架に架けられたのはユダヤ人の大祭である過ぎ越しの祭りの土曜日の前日である金曜日でした
そして3日後の日曜日にイエス・キリストが復活したことからこの日曜日を日本でいう復活の祭りとなっと云われてます

イギリスは今でこそ先進国ですが昔は文盲率が高く多くの人は読み書きが出来ませんでした
そんな中でキリスト教の神父が無学な民衆に向かって古代のユダヤの歴史とか過ぎ越しの祭りと云っても誰も耳を傾けなかったので民衆の間に昔から伝わる春祭りであるゲルマンの光と春の女神であるエアストレ(Eastre)と過越しの祭りは同じようなものであると云って説明したのがイースターの語源の始まりです
イギリスでも教会関係者の間ではパスクと呼び民衆レベルではイースターと呼んでるのです

ドイツ語圏ではゲルマンの光と春の女神がアウストロ(Austro)と呼ばれていたのがオステルン(Ostern)の語源となりました
ドイツ語で東のことをオスト(Ost)と云いこのOstが英語のEastになったとも云われてます

「ユダヤの過越しの祭り」
イスラエル人たちがエジプトで奴隷として働かされていた時にモーゼがイスラエル人(ユダヤ人)を率いてエジプトからの脱出に成功しそれを祝った祭りを云います
ユダヤの過ぎ越しの祭りはもともとは春の訪れを祝う古代から伝わる祭りでありそれとエジプトを脱出した祝いを重ね合わせられました

「イースター」
イースターエッグと呼ばれるたまごとウサギがつきものです
たまごは生命再生のシンボル
ウサギは春先になると森によく出没するから春の訪れを祝うイースターのシンボル

+++

「台湾の原住民族」
考古学者は1万2000年から1万5000年前の先史時代に台湾に人類が暮らしていた証拠を発見しました
台湾の住民は大きく二つのエスニックグループからなります
ひとつはアウストロネシア語族(マライ・ポリネシア語族)でその祖先は台湾に千年以上にわたって暮らしてきました
もうひとつは漢民族でその祖先は17世紀以降に中国から移住してきた
アウストロネシア語族の人口は世界で2億人以上で西はマダガスカル島から東はイースター島まで南はニュージーランドから北は台湾までの広大な範囲に分布してます
台湾の原住民の言語が多岐にわたっていることから一部の学者からは6000年前にアウストロネシア語族が各地に分散していった起源は台湾にあるのではないかとの説を出してます

関連記事一覧

無料メルマガ

お名前

メールアドレス


(ドメイン satose.jp 受信設定)

ブログポリシー

鈴木慧星 BLOG の知的財産権および財産・プライバシー・肖像権等その他の権利を侵害する行為等を一切禁止します

鈴木慧星 BLOG へのソーシャルメディアに関するポリシーおよびルールとマナーに違反する行為等を一切禁止します