飛鳥|神奈備山(かむなびやま)

神奈備山(かむなびやま)
 
 
「カムナビの語」
万葉集23例・出雲国風土記8例・出雲国造神賀詞3例それぞれ記されてます
カムナビは出雲系統の神を祀った処とも伝えられてます
出雲国造神賀詞には大穴持命が和魂を大三輪のカミナビ
御子阿遅須伎高孫根の命の御魂を葛木の鴨のカムナビ
事代主命の御魂を宇奈提
賀夜奈流美命の御魂を飛鳥のカムナビ
それぞれ皇孫命の近き守り神としてカムナビを配祀したと伝えられてます
出雲国風土記に登場するカムナビとは山であり万葉集も山に関わるものが中心となっていて飛鳥のカムナビ山は神岳と呼ばれ神が鎮座する神聖な山と伝えられてます

「語源」
カミノモリが音韻変化したとみる神の森説
山の意の語が融合して音韻変化したとする神の山説
ナビを隠れる・籠る意の動詞の活用形とみる神隠山説
ナビを蛇の古語とみる神蛇山説

「万葉集」
春されば
花咲きををり
秋づけば
丹の穂にもみつ
味酒を
神名備山の
帯にせる
明日香の川の

神奈備山は飛鳥の地を象徴しているものの一つであり明日香川を帯にしていると詠われ聖なる山として伝えられてます
比定地としては雷丘とも甘橿丘とも云われますが橘寺の南に位置するミハ山と飛鳥川上流の南淵山であるとも云われてます

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「飛鳥坐神社(あすかにますじんじゃ)」
鎮座地:奈良県高市郡明日香村大字飛鳥字神奈備708

<御祭神>
事代主神
高皇産靈神
飛鳥神奈備三日女神(賀夜奈流美乃御魂)
大物主神

<摂社>
飛鳥山口神社
大山津見乃神
久久乃知之神
猿田比古神

「日本紀略」
大和國高市郡賀美郷甘南備山飛鳥社
遷二同郡同郷鳥形山一依二神託宣一也
元は賀美郷の甘南備山に鎮座していたと記されてます
天照大神の旧地(大和笠縫邑)とする伝承があり近世まで元伊勢と称してました

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「賀夜奈流美(カヤナルミ)」
下照姫である伽耶の姫のことであり賀夜とは伽耶を顕わし奈流美は鳴海・鳥鳴海である鳥を顕わし鳥は常陸風土記の天の鳥琴・天の鳥笛であり高麗の楽器琴・笛と伝えられてます
垂仁天皇時代に天日槍(アメノヒボコ)は古事記では新羅王の子であり播磨国風土記では出身地は伽耶であり伽耶国に渡った倭人と云う説もあります

高麗郡の建郡は奈良時代に始まり和名妙には高麗郷と上総郷の2郷が置かれました
平安末期に武蔵七党より以下に分かれました

高麗王若光 → 渡来系高麗氏
武蔵七党 → 丹党高麗氏
桓武平氏秩父氏 → 平姓高麗氏

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

略歴経歴

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