「人(霊止)還りの道」209編


瑞穂の国の真秀良場や
青垣山を繞らせる
下津岩根と聞こえたる
要害堅固の神策地
小三災の饑・病・戦
大三災の風・水・火
夢にも知らぬ四継王の
山の麓に現れませる
玉照姫の御稜威
光は四方に照妙の
衣を纏ひて経緯の
綾の錦の機を織る
棚機姫と現はれし
紫姫に侍かれ
月日を重ね年を越え
その名は四方に轟きぬ

梟鳥の宵企み
夜食に外れて
難しい顔を
致すぞよ
ドンナ良い事でも
誠で致したことで
なければ
毛筋の横幅ほどでも
悪が混じりたら
物事成就
いたさぬぞよ

英雄
涙をふるつて
馬稷を斬るとは
神素盞嗚大神の
御心事
さりながら汝よく
直日に見直し聞直し
奇魂の覚りによりて
大望を完全に遂行せば
ふたたび神業に
参加することを得む

・・・「人(霊止)還りの道」210編へつづく

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