人(霊止)還りの道 – 714編

現世にあつて偽善に住し神を捨て悪に住し良心を滅ぼし神格を否定しあるひは神の名を称ふることを恥ぢて種々の各目にかくれ霊的の研究に没頭し凶霊を招致して霊界を探り現世の人間を欺瞞しまたは一旦は三五の御教を信じながら心機一転して弊履のごとく之を捨て去りあるひは誹謗し世間の人心を狂惑したるものの内面的情態は皆悪の霊性である

また内心に神格を認めずあるひは軽視し何事も科学に立脚して神の在否を究めむとしかつ自己の学識にほこるものも皆悪の霊性である

たとへ外面的想念においては神を否定せずこれを是認し少しは敬神的態度に出づるものといへどもその内面的精神は決して然らざるものは依然悪である

何故ならば神格を是認することと悪に住することとは互ひに相容れないからである

吾々は単に神を信じ宗教を学ぶくらゐなれば決して学者の地位を捨てたり役目を棒に振つて入信はしないのだ
ただ吾々は神諭のある文句を信じたからだ
万々分一その神諭が一年でも世界に現はるることが遅れたり間違ふやうなことがあつたならば自分が率先して教壇を打ち潰してしまふ

などと揚言し到底意のごとく神の聖団を形体的にも精神的にもたたき毀し沢山な債務を後に塗りつけ谷底へ神柱を突き落とし頭上から煮茶を浴びせかけ尻に帆をかけてエルサレムを後ろに又また種々の企てを始めてゐる守護神のごときは実に内面の凶悪なる精霊である

しかしながらかかる精霊は表面に善の仮面を被り天人のごとき善と真との言説を弄するが故に容易に現界においてはその内面の醜悪を暴露せないものである

かくのごとき精霊が霊界に来たり内面的情態に入つてその言説をするところを聞きその行動するところを見る時はあたかも前後の区別も知らず発狂者のごとく見ゆるものである
彼ら精霊の凶慾心は爰に爆裂して一切憎悪の相を現はしたり他を侮蔑して到らざるなくあらゆる悪の実相を示し悪行を敢てし殆んど人間の所作なるかと疑はしむるばかりである

そして現世にあつた時には外的事物のために制圧せられ沮滞しつつあつたけれども今やその覊絆を脱し彼ら精霊の意志よりする想念に任せて放縦自在に振るまふことを得るからである
彼ら精霊がまた生前において所有した理性力は皆外面に住し内面に住してゐなかつたからかくのごとき悪相を現ずるに到るのである
しかも彼ら精霊は他人に優りて内面的に証覚あるものと自負してゐたものでもある

これは今日の学者や識者と謂はるる人間の精霊は概して外面的情態のみ開け内面は却つて悪霊の住所となつてゐるものが大多数を占めてゐからである

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

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