人(霊止)還りの道 – 700編

人間が霊肉脱離の後に高天原(天界)の楽土または根底の国(地獄界)の暗黒界へ陥るに先んじて何人も踏まねばならぬ経過がありこの状態は三種の区別がある
この三種の区別なる三状態を大別して外面の状態・準備の状態・内面の状態といふ
しかしながら死後ただちに高天原へ上る精霊と根底の国へ陥る精霊とのあることはこれまで既に已に述べた通りである

中有界(精霊界)の準備を経過せずして直ちに高天原または根底の国に行くものは生前既にその準備が出来てゐて善悪の情動並びに因縁によつて各自霊魂相応の所を得るものである
また準備既に完了せる精霊にあつては只その肉体と共に自然的世界的なる悪習慣等を洗滌すれば直ちに高天原の天人の保護指導に依つて高天原のそれ相応の所主の愛に匹敵した楽土に導かるるものである

之に反して直ちに根底の国に陥る精霊にあつては現界において表面のみ愛と善とを標榜し且つ偽善的動作のみ行ひ内心深く悪を蔵しをりしものいはゆる自己の凶悪を糊塗して人を欺くために善と愛とを利用したものである
中にも最も詐偽や偽騙に富んでゐるものは足を上空に頭を地に倒にして投げ込まれるやうにして落ちて行くものである
この外にも種々様々の状態にて根底の国へ陥ち行くものもありあるひは死後直ちに岩窟の中深く投げ入られるものもあるがかくのごとき状態になるのは凡て大神の御摂理で中有界にある精霊と分離せむがためである

またある時は岩窟内より取り出されまたある時は引き入れられる場合もあるがかくのごとき精霊は生前において口の先ばかりで親切らしく見せかけて世人を油断させその虚に乗じて自己の利益を計りかつ世の人に損害を与へたものであるが斯様な事は比較的少数であつてその大部分は中有界に留められて神教を授かり精霊自己の善悪の程度によつて神の順序に従ひ第三下層天国または根底の国へ入るの準備を為さしめらるるものである

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

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