人(霊止)還りの道 – 696編

聞かざるは之を聞くに如かず
之を聞くは之を見るに如かず
之を見るは之を知るに如かず
之を知るは之を行ふに如かず

来たりて学ぶを聞く未だに行きて教ふるを聞かず
兵強ければ即ち滅び木強ければ即ち折れる

危ふきは疑ひに任すより危ふきはなし
危ふきものは其安を保ち亡ぶるものは其存を保つ

人の好く忘るるものあり乃ち移宅に其妻を忘れたり
好く忘るること此より甚だしきあり乃ち其身を忘れたり

何が一番大きな忘れものだと言つても自分を忘れるほど大きい忘れものはなからう
人間の弱点は兎角この忘れるはずのもので無い自分を忘れてゐる場合が多いものだ
人間は兎角忘れてはならないことを忘れたり忘れて可い事を忘れないものです

酒池肉林の淫楽に耽つて遂にその身と国家とを失つた暴君たらずとも金銭や名誉や酒色の暴君となつて何時も本来の吾を忘れてゐるのだ
肝腎の御魂の置所を忘れてはゐないだらうかなア

材に任じ能を使ふは務めを済す所以なり物を済す所以なり

それよりも貴方御自身が所持してをらるる内在の宝玉を穢さぬようになさいませ
人間が本来具有せる内在の神でもあり霊的の宝玉だ

死を知るは必ず勇なり
死するは難きに非ず死に所するは難し

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

略歴経歴

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