「人(霊止)還りの道」687編


善願あれば天必ず之を輔く

今日の大多数の人々は古人に比して頭脳の活動力最も劣り容易に深遠なる教義を真解すること能はず
何事も上走りにて誤解し易く大神の真相や大精神を曲解し忌はしき事件を喚起するに到るは返す返すも遺憾の至りである

上根の人(霊止)は一言聞いてその真相を了解し至仁至愛の大神の大精神や大経綸を正覚すといへども中根・下根の人間(ジンカン)に対しては到底高遠微妙なる文章や言語にては解し得ないのみならずかへつて神意を誤解し大道を汚濁する虞れがある

現代は古と異つて何事も大仕掛けになつてをり更にますます大きく成らむとしつつあるが故に非常にその間口が広くて奥行きが浅い人間(ジンカン)が多く現はれるのは止むを得ない
故に今後の人々に対して徹底せしめむとするには不断の根氣が何よりも大切である
たとへ百年かからうが大神の大御心を万人に徹底させなくては惜かない決心である

現代人の中には斯くのごとく世間の行事が悪化し獣化するのを見て「自分一人が心身を正しくし大神の示教を信じることが出来ようか」と思つたりいつたりしてをる人々の考へはあまりの狼狽である
今日の社会にコウいふ狼狽へた人々の多いことは如何にしても慨かはしいことである

国の滅亡する時は「一人の義人ある無し また識者なるもの一人もある無し」といふ極端まで行くものだが国に一人にても義人や真の識者のある限り決してその国は亡ぶるものではない

誠の義人が三人あれば弥勒神政かならず成就すべし

今日はお互い最後の一人を以て任じせめて自分だけでも正しき信仰に生き清き人(霊止)として世のため道のために尽さむとする同じ心の人々と共に聖なる団体を擁護し開展し以てこの世界をして真善美愛の楽土と化せしめ国祖の神慮に叶ひ奉らむことを希望しあらゆる迫害に耐へ克く忍び以てこの千載一遇の神業に奉仕せむと欲し最後の一人となるも決して絶望せず狼狽せず平静に生命ある聖き希望を抱いて天下のために竭さむとする

人(霊止)は世俗のあらゆる非難攻撃にも屈せず山鳥の尾のしだり尾の長々しくも撓まず屈せず後世の軌範とせむことを希求しつつある

この世を造りし神直日
心も広き大直日
ただ何事も人の世は
直日に見直せ聞直せ
身の過ちは宣直せ

人(霊止)はヒシヒシと押し来たる激浪怒濤を浴びながら善言美詞の言霊の武器を以て凡ての外道を言向和す覚悟が大切である
何程多勢の敵といへども驚くには及ばない
ただ一言の善辞すなはち言霊の善用によりて強敵は忽ち化して強き味方となりまた多数の味方といへどもただ一つの悪言暴語に依つて直ちに怨敵となる
言霊のもつとも慎むべきを明示したのはこの「人(霊止)還りの道」を通じての大眼目である

・・・「人(霊止)還りの道」688編へつづく

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