神より人に流れ来る
凡てのものは愛の善
信と真との光のみ
根底の国より来るものは
悪逆無道ばかりなり
まことの神は人間を
悪より離れて善道に
立帰らせむと為したまふ
これに反して地獄界は
人をば悪に誘はむと
一心不乱に焦慮せり
さはりながら人間は
天界地獄両界の
間に介在なさざれば
人は何らの想念も
意義も自由も選択も
あらず身魂も亡ぶべし
人に善悪二方面
あるは正邪を平衡する
神の賜なればなり
神もし人の聖霊に
面を背けたまひなば
悪事を心のままになし
人たる所以は滅ぶべし
神より人に向かひまし
流れ来たれる光明は
唯ただ善のみぞ
しかるに悪しき人間も
善良無比の身魂にも
皆その神徳に浴すなり
少しく相違の点あるは
真の神は悪人に
対して悪を離れしめ
救ひやらむと為しなたひ
善良無比の身魂には
ますます円満具足なる
善をば積まさせたまふなり
以上のごとき差異あるは
人間自身の心より
これをば敢て為すものぞ
凡ての人は天界や
地獄の所受の器にて
中有界に居ればなり
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