「人(霊止)還りの道」195編


久方の高天原の岩窟も
開けてここに天地の
百の神達勇み立ち
あな面白やあなさやけおけ

天の数歌賑はしく
言葉の花の開け口
常世の闇は晴れぬれど
まだ晴れやらぬ胸の内

神素盞嗚の大神は
天地百の神人の
百千万の罪咎を
御身一つに贖ひつ
情なき嵐の吹くままに
千座の置戸を負ひ給ひ
高天原を後にして
天の真名井を打ち渡り
唐土山や韓の原
印度の国をば打ち過ぎて
高山四方に繞らせる
由緒も深き西蔵の
山野村々ことごとく
太き御稜威を輝かし
雲を圧して聳り立つ
百の山々ここかしこ
ウブスナ山の山の上に
四方の景色の美しき
清き所を選みつつ
八尋の殿を建て給ひ
千代の住家と定めつつ
この世を忍ぶ侘住居
黒雲四方に叢がりて
黒白も分かぬ世の中に
神の稜威もいや高く
ひそかに四方を照らします

その神徳を慕ひつつ
忍び忍びに遠近の
山の尾の上や川の瀬に
現れます正しき神人は
吾も吾もと争ひつ
尋ね来ますぞ尊けれ

・・・「人(霊止)還りの道」196編へつづく

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