「人(霊止)還りの道」192編



告りたまへる随にして
如此設け備へて待つ時に
その八俣遠呂智
信に言ひしが如来つ
乃ち
船毎に
己々頭を垂入て
その酒を飲みき
於是
飲み酔ひて留まり伏し寝たり
爾ち
速須佐之男命
その御佩せる十拳剣を抜きて
その大蛇を切り散りたまひしかば
肥の河
血に変りて流れき

足名惟・手名惟なる変性男子の身魂は須佐之男命のまにまに芳醇なる神酒を造りて天地の神明を招待しもつて歓喜を表したまひ神恩を感謝したまひました
八岐の大蛇の霊に憑依された数多の悪神の頭目や眷属どもは大神酒を飲み酔ひて留まり伏し寝たりしました
爾において瑞の御魂の大神である須佐之男命は世界人民の不行跡を見るに忍びず神軍を起こしてこの悪鬼蛇神の憑依せる身魂を切り散らし亡ぼし給ひました
肥の河なる世界の祖国(日の本)の上下一般の人民は心から改心をして血のごとき赤き真心となり同じ血族のごとく世界と共に永遠無窮の平和に安穏に天下が治まりました

飲み酔ひて留まり伏し寝たり
酒のために腸までも腐らせ血液の循環を悪くし頭は重くなりフラフラとして行歩も自由ならぬそして地上に転倒して前後も弁知せず醜婦にたはむれ家を破り知識を曇らせ不治の病を起こして悶え苦しむ様の意です

十拳剣(トツカノツルギ)を抜きて
遠津神の勅定(ツルギ)を奉戴して破邪顕正の本能を発揮し給ふた意です

流れき(ナガレキ)
幾万世に伝はる意です
古事記序文「後葉に流へむと欲す」も同義です

・・・「人(霊止)還りの道」193編へつづく

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