「人(霊止)還りの道」626編


恋愛関係ばかりは到底いかなる権威をもつてしても制止することは出来ますまい
すべて愛なるものは自己を放棄することによつて却つて自己を主張してゐるものですから愛の終局に達した時は自己の地位や財産などをかまふものではない
実に猛烈なものですからな

その恋愛がますます嵩じて強烈の極度に達する時は自己の生命も惜しまずに喜んで投げ出すに至るものですから恋愛問題については何ほど神司だとて力はおよびますまい
国家を愛するがために主君を愛するがためにまたは金銭を愛するがために全く他を顧みずして生命を投げ出す者があるのは世間に珍しくない例でございます
ことに燃ゆるがごとき宗教信念のために神の愛の祭壇に生命を捧げて悔いざる殉教者の如きもほとんど恋愛と同じやうなものです

この強烈なる恋愛を目して狭隘なる自己的行為だとのみ非難することは出来ませぬ
愛の度の強烈なるに比べてますます集中的となることを免がれませぬ

従つて恋愛においてそれが最も狭隘らしく見えるのはたまたま恋愛が他の如何なる愛よりも強烈に集中的でもあり熾熱の最高度に達するものを証してをりまする
両人の恋は殉教者が教に殉じて悔いざると同様の心境に立つてゐるのですからなるべく穏かに治めなさつたが得策だと考へます

神代の昔伊邪那岐の
皇大神は伊邪那美の
神ともろとも高天原にて
天の御柱巡り会ひ
妹背の道を結びまし
山川草木の神までも
完全に委曲に生み玉ひ
此世を安く美はしく
造り給ひし雄々しさよ

神が表に現はれて
善と悪とを立別ける
此世を造りし神直日
心も広き大直日
ただ何事も人の世は
直日に見直し聞直し
世の過ちは宣り直す
皇大神の御前に
今まで道に違ひたる
形式差別を撤回し
上下心を一にし
御国のために国民が
力を協せ心をば
一になして君の辺を
弥永久にたのしみて
守り仕へむ惟神

・・・「人(霊止)還りの道」627編へつづく

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