「人(霊止)還りの道」611編


今の神使といふ奴は
みな自分が神様の氣取りになり
神様の神徳を横領して
平然と構へてゐる天賊だから
そんな奴の言霊がどうして大神様の耳に達するか
みな兇党界の悪霊が
貴様の声を聞いて集まり来たり
おれ達の先祖の名を騙り
天国へ助けてくれたの何のと
嘘をいつてゐるのだ

霊を天国へ上げるものは大神様よりないのだ
また大神様の聖霊に充たされ予言者のみ
これをよくするのだ
その外の神使の分際として
どうして結構な神様の分霊に左右されるか
不心得にも程があるぞ

おれの子孫は貴様ら盲審神者に騙されて
自分の先祖は天国へ行つてをるといつて喜んでゐるが
子孫の供物はみな兇党界にしてやられ
可愛い子孫の側へも近づくことが出来ないやうにしてしまつたのだ
お前に限らず
すべての神使は自我心が強く癲狂痴呆の輩だから
大それた神様の権利を代理するやうな考へでゐるのだから困つたものだ

地獄界の案内者といふのは
貴様らごとき天賊的プロバカンデイストの仕業だ
サアこれからは俺たちの先祖や知己を迷はしてくれたお礼だ
チツタ苦しもうても辛抱せい
これから暫くこの沼の中へ沈めてブルブルをさしてやらう
さうせなとせなくちや
俺たちの虫がいえないワ

俺たちは貴様のために
かやうなところへ押し込められてゐるが
素より案内者の貴様が悪かつたために苦しんでゐるのだ
決して元よりの悪人ぢやない
天国へ進むだけの資格は持つてゐるのだ
その証拠は常から神様を信仰して来たのだ
いまに瑞の御霊が現はれて
水の中から救つて下さるといふ御沙汰がいま下つたところだから
最早お前を恨んだところで仕方がない
綺麗さつぱりと大神様の徳に対して忘れてやるから
これから先
氣をつけたがよからうぞ
キツと自分の神力で祖先の霊や人の病氣が助かるなぞと思うたら当が違ふぞ
みな人をかやうな苦しいところへおとすばかりだから
別れに臨んで一言注意を与へておく
いづれ八衢において会ふかも知れない
それまでにチツと心を直しておくがよからう

アゝ自分は実に慢心をしてをつた
いかにもあやつのいつた通りだ
厳の御霊・瑞の御霊の大神様
貴神の御神徳を
知らず知らずに慢心をいたして自分の物といたしてをりました
重々の罪悪をお赦し下さいませ
御神諭にある天の賊とは全く吾々のことでございました
あゝ惟神霊幸倍坐世

いづれも神の道にあつて忠実なる信徒なりし者が神司や神使に誤られて一時ここに苦悶をつづけてゐたのである

・・・「人(霊止)還りの道」612編へつづく

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