「人(霊止)還りの道」119編


日の若宮に現れませる
神伊邪那岐の大神は
妹伊邪那美の大神と
天津御神の神言もて
天と地との中空に
架け渡されし浮橋に
立たせ給ひて二柱
撞の御柱大神と
天の瓊矛をさしおろし
溢れみなぎる泥海を
こをろこをろにかきなして
豊葦原の中津国
筑紫の日向のたちばなの
をどのあをぎが原の辺に
天降りまし木の花姫の
神の命ともろともに
この世の泥を清めつつ
珍の国生み島を生み
万の神人生みまして
山川草木の神を任け
大宮柱太知りて
鎮まり給ふ折からに
天足の彦や胞場姫の
醜の魂より現はれし
八岐大蛇や鬼狐
荒ぶる神の訪ひに
万のわざはひ群れ起り
常夜の闇となり果てし

世を照らさむと貴の御子
日の出神に事依さし
大道別と名乗らせて
世界の枉をことごとに
言向け和せと詔り給ふ
力も稜威もなき吾は
恵みの深き木の花姫の
三十三相に身を変じ
助け給ひし御恵みに
力添はりて四方の国
荒振る曲を言向けて
黄泉の島の戦ひに
神の御稜威を顕はせし

その功績は木の花姫の
神のみことの稜威ぞかし
厳の御魂や瑞御魂
三五の月の御教に
世界くまなく晴れ渡り
千尋の神の底深く
竜の宮居も烏羽玉の
暗き根底の国までも
天津日かげの永遠に
明し照らさむ神の道

富士と鳴門のこの経綸
富士と鳴門のこの経綸
いや永遠にとこしへに
神の大道を天地と
ともに開かむいざさらば
鎮まりませよ百の神
鎮まりいませ百の神

桃上彦の貴の御子
堅磐常磐の松代姫
心すぐなる竹野姫
色香目出度たき梅ケ香姫の
神の命の三柱は
意富加牟豆美の桃の実と
この世に現はれ厳御魂
瑞の御魂といつまでも
三五の月の御教を
堅磐常磐に守りませ
堅磐常磐に守りませ

日の出神は神人らの総代として凱旋の歌を詠ませ給ひぬ

木の花の
鎮まり給ふ
この峰は
不二の三山と
世に鳴り渡る

数多の神々は歓喜の声に満たされてさしも高き天教山も破るる許りの光景なりき

・・・「人(霊止)還りの道」120編へつづく

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