「人(霊止)還りの道」115編


神伊邪那岐大神
神伊邪那美大神
守らせ給へ
常世の国より疎びすさび来る
黄泉神大国姫の伊邪那美命に
ひとあわ吹かせ
心の曲を払ひ去り
皇大神の神嘉言の声に
邪の心を照らさせ給へ
一二三四五六七八九十百千万の神たちよ
日の出神の一つ炬を
天地に照らすは今この時ぞ
許させ給へ

黄泉の島は善悪の
道をへだつる大峠
言問ひわたす神々の
誠の道を千代八千代
さだむる世界の大峠
鬼も大蛇も曲津見も
言問ひ和す言問岩
この坂の上にさやりたる
千引の岩は神の世と
邪曲世を隔つる八重の垣
出雲八重垣妻ごみに
八重垣造る神の国
ソモ伊邪那美の大神と
いつはり来る曲神の
大国姫よ国姫よ
汝が命は幽界の
黄泉醜女をことごとく
言向け和せ現世を
あとに見捨てて帰り行く
百の霊魂を守れかし
黄泉の国に出でまして
一日に千人八千人の
落ち行く魂を和めつつ
現の国に来らじと
黄泉の鉄門をよく守れ
神伊邪那岐の大神の
生成化育の御徳に
日の出神と現はれて
一日に千五百の人草や
よろづ民草を大空の
星のごとくに生み殖やし
神の御国を開くべし
那岐と那美との二柱
たがひに呼吸を合せまし
国の八十国八十の島
青草人やもろもろの
活ける物らを生みなして
堅磐常磐に神の世を
樹てさせ給へ常世国
ロッキー山をふり捨てて
心をしづめ幽界の
黄泉の神と現れませよ

われは常世の神司
神伊邪那美の大神と
百の神人いつはりて
日に夜に枉を行ひつ
心を曇らせ悩ませて
あらぬ月日を送りしが
神の御稜威も明らけき
日の出神や諸神の
清き心に照らされて
胸に一つ炬かがやきぬ
輝きわたる村肝の
心の空は美しき
誠の月日現れましぬ
あゝ天地を固めたる
神伊邪那美の大神の
吾は黄泉に身をひそめ
醜の枉霊の醜みたま
醜女深女をことごとく
神の御教にみちびきて
霊魂を洗ひ清めさせ
ふたたび生きて現世の
神の柱と生れしめむ
美し神世に住みながら
曲業たくむ醜神を
一日に千人迎へ取り
根底の国に連れ行きて
百の責苦をあたへつつ
きたなき魂を清むべし
あゝ皇神よ皇神よ
常世の闇の黄泉国
闇を照らして日月の
底ひも知れぬ根の国や
底の国まで隈もなく
照らせ給へ朝日照る
夕日かがやく一つ炬の
日の出神よいざさらば
百の神たちいざさらば

伊邪那美大神と偽るざる大国姫はここに改心の誠を顕はし黄泉の大神となりて幽政を支配することを誓ひ給ひたるぞ畏けれ

そして伊邪那岐神の神言もちて日の出神その他の諸神将卒は刃にちぬらず言霊の威力によりて黄泉軍を言向け和し神の守護のもとに天教山に向って凱旋されたり

あまたの曲津神は悔い改めて生きながら善道に立帰るもありそして霊魂となりて悔い改むるものありあるひは根底の国に落ち行きて黄泉大神の戒めを受け長年月の間苦しみてその心をあらため霊魂を清め現界に向かって生れ来り神業に参加する神々も少からず

すべて神言になりけり

・・・「人(霊止)還りの道」116編へつづく

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