人(霊止)還りの道 – 111編

世は常闇となり果てて
ふたたび天の岩屋戸を
開く由なき今の世は
心も天の手刀男
神の御出まし松虫の
鳴く音も細き秋の空

世の憂事を菊月の
十まり八つの朝より
三つの御魂にちなみたる
三筋の糸に曳かれつつ
二度目の岩戸を開きゆく
一度に開く木の花の
色香目出度たき神嘉言

常世の国の自在天
高くかがやく城頭の
三ツ葉葵の紋所
科戸の風に吹きなびき
思想の洪水氾濫し
ヒマラヤ山頂ひたせども
明の鳥はまだ啼かず
長鳴鳥も現はれず
橄欖山の嫩葉をば
ふくみし鳩の影もなし

天地くもりて混沌と
妖邪の空氣充ちみちて
人の心は腐りはて
高天原に現はれし
ノアの方舟たづね侘び
百の神人泣きさけぶ
阿鼻叫喚の惨状を
救ひ助くる手刀男の
神はいづれにましますぞ

天の宇受売の俳優の
歌舞音曲は開けども
五つ伴緒はいつの日か
現はれ給ふことぞかし
つらつら思ひめぐらせば
天の手力坐しませど
手を下すべき余地も無く
宇受売舞曲を奏しつつ
独り狂へる悲惨さよ
三五の教の御諭しは
最後の光明艮めなり

ナザレの聖者キリストは
神を楯としパンを説き
マルクス麺麭以て神を説く
月照彦の霊の裔
印度の釈迦の方便は
そのまま真如実相か
般若心経を宗とする
竜樹菩薩の空々は
これまた真理か実相か
物理に根ざせる哲学者
アインシユタインの唱へたる
相対性の原理説は
絶対真理の究明か

宗教・学者の主張せる
死神死仏をはうむりて
最後の光は墓を蹴り
よみがへらすは五六七神
胎蔵されし天地の
根本改造の大光明
尽十方無碍光如来なり

菩提樹のもと聖者をば
起たしめたるは暁の
天明ひらめく太白星
東の方の博士をば
馬槽にみちびく怪星も
否定の闇を打ちやぶる
大統一の太陽も
舎身供養の炎まで
のこらず五六七の顕現ぞ

精神上の迷信に
根ざす宗教はいふもさら
物質的の迷信に
根ざせる科学を焼きつくし
迷へる魂を神国に
復し助くる導火線と
密かにひそかにただ一人
二人の真のわが知己に
注がむための熱血か
自暴自棄の懺悔火か
吾は知らずに惟神
神のまにまに述べ伝ふ
坂の麓にとどめおく

あゝ惟神々々
御霊幸はへましませよ

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

略歴経歴

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