人(霊止)還りの道 – 524編

高天原とは至大なる一形式を備へたる一個人である
さうして高天原に構成されたる各団体はこれに次げるところの大なる形式を備へたる一個人のやうなものである
さうして高天原の天人はまたその至小なる一個人であり現界の人(霊止)もまた高天原の模型であり小天地である一個人である

大神はこの一個人なる高天原の頭脳となつてその中に住したまひ万有一切を統御したまふゆゑにまた根底の国(地獄界)も統御したまふは自然の道理である

人(霊止)もまたその形体中に高天原の小団体たる緒官能を備へ種々の機関を蔵ししかして天国・地獄を包含してゐるものである

高天原のごとき極めて円満具足せる形式を有するものにはおのおの分体に全般の面影がありまた全般に各分体の面影がある
その理由は高天原は一個の結社のやうなものであつてその一切の所有を衆と共に相分ち衆はまた一切のその所有を結社より受領して生涯を送るゆゑである

かくのごとき高天原の天人は一切の天的事物の受領者なるによつてまた一個の高天原のきはめて小なるものとなすのである
現界の人(霊止)といへどもその身の中に高天原の善を摂受するかぎり高天原の天人のごとき受領者ともなり一個の高天原ともなりまた一個の天人ともなるのである

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

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