「人(霊止)還りの道」63編


黄泉比良坂の向ひ立たして事戸を渡したまふたる故事とは真の月界の守り神なる伊弉冉大神に非ず

伊弉冉命の火之神を生みまして黄泉国に至りましたるその御神慮とは黄泉国より葦原の瑞穂の国に向かって荒び疎びくる曲津神達を黄泉国に封じて地上に現はれ来らざるための牽制的御神策の御経綸であり伊弉冉大神は伊弉諾大神の在す天教山に帰り給はれました

世の神々や人々はこの水も漏らさぬ御経綸を夢にも知るものは無かり

「ア」
あかぬあかぬ
盲の審神者

「イ」
いかに霊縛を加へても

「ウ」
動かぬ動かぬ
煩いか倦厭したか

「エ」
偉そうに
審神者面を堤げて何の態

「オ」
俺の正体が分らぬか
可笑しいぞ
可笑しいぞ

「カ」
可愛そうなものだ

「キ」
氣張って氣張って
汗みどろになって
諸手を組んでウンウンと
霊縛は何の態

「ク」
苦労が足らぬぞ
コンナ審神者が
苦しいようなことで
どうしてつとまるか

「ケ」
怪しからぬ奴だ
見当は取れまい
権幕ばかりが強うても
神には叶ふまいがな

「コ」
これでも
まだ我を張るか
困りはせぬか

「サ」
審神者のなんと
よくもほざいたものだ
サッパリ霊眼の利かぬ
探り審神者

「シ」
知らぬことは知らぬと云へ
強太い奴だ
神の申すことを敵対ふて
この神は邪神だの
当にならぬとは
それや何の囈言だ

「ス」
隅から隅まで
氣のつく審神者でないと
霊界のことは
澄み切るようには分らぬぞ

「セ」
宣伝使面を提げて
盲審神者が
俺を審神するなどとは
片腹痛い

「ソ」
そんなことで
世界の人間が導かれるか

霊衣とは
幽界に通づる者は三角であり
神界に通づる者は五色の光彩を放ってます

人(霊止)は
寝る時には寝る
遊ぶ時には遊ぶ
活動する時には
獅子奮迅の勢いで活動すべし

・・・「人(霊止)還りの道」64編へつづく

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