「人(霊止)還りの道」56編


瓢箪面を曝しつつ
知らぬ他国の人々に
頭を張られ油を搾られ
その有様は何のこと

醸し給ひし神酒なれば
少しは飲めよ程ほどに
御神酒を飲むはよけれども
酒に飲まれな百の人
飲みたい酒も飲まずして
氣張ってをれば何時か又
心荒びて暗雲に
酒を飲まねばならうまい
神に供へた其の後に
神酒を飲まずに頂けよ

酒は飲むなと教える者その実は他の者が酒を飲むと自分が飲む酒が無くなって困るので酒を飲むな飲んだら悪いぞと云って止めて廻り自分一人こっそりと飲んでいるものです
これを酒魂(クシミタマ)と云います

世の中には必ず表と裏があります

身魂から酒魂の焼石が飛び出し消え失せることですっかり酒嫌いとなります

・・・「人(霊止)還りの道」57編へつづく

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