「人(霊止)還りの道」436編


人間が天賦の智性中の真と未だ意志中の善とが相和合せざる時はいはゆる中程の状態にあるものだ
現世の人間はたいていこの状態にゐる者が多い

彼らは真理の何たるを知りまた知識の上や理性の上にて真理を思惟することは出来るけれどもその実地を行ふところの真理にいたつてはあるひは多くあるひは少なくまた絶無なるものがある
あるひは悪を愛する心すなはち虚偽の信仰よりして真理に背反せる動作をなすものがある
ゆゑに人間は高天原(天国/天界)と根底の国(地獄界)とのいづれか一方に適従するところあらしめむがため霊肉離脱後すなはち死後まづ中有界(精霊界)に導き入れられるものである

高天原に上るべきものには中有界において善と真との和合が行はれまた根底の国へ投げ入れらるべき精霊には中有界の八衢において悪と虚偽との和合が行はれるものである
なぜなれば高天原においても根底の国においても善悪不決定の心を有することを許されないからである
すなはち智性上にこれを思うて意志の上に彼を志すがごとき事は許されない
必ずやその志すところを諒知しその知るところを志願せなくてはならないことになつてゐるからである

・・・「人(霊止)還りの道」437編へつづく

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