「人(霊止)還りの道」422編


太陽は日本の太陽だ
世界は日本の太陽のお蔭で生きてゐるのだ
それゆゑ日本をヒノモトといふのだ
世界を人体にたとへてみると日本は頭にある
小さいけれども身体全体を支配する脳髄を持つてゐる
欧羅巴は手足に当る
それだから汽車・汽船その他便利な機械を発明して足の役目を勤めまた種々の文明利器を発明して手の役目を勤める
また亜米利加は胴に当るから大きいことは大きいが馬鹿である

今日はモハヤこんなことをいつても通用しない
しかし近来の日本人思想感情の中にはこれに類した誇大妄想狂が少なくない
ことに神を信仰する人々のなかには著しくこの思想と感情が擡頭してゐる
また西洋は物質文明の国であり日本は精神文明の国であると識者の間にはしばしば称へられてゐる
しかしその精神文明といへども今日のところでは西洋に劣ること数等下位にある
そして更には物質文明においては泰西人に先鞭をつけられいままた精神文明においてもかれ泰西人の後へに瞠若たるの浅間しい有様である

日本は霊主体従(ヒノモト)と謂つて本来は精神文明すなはち神霊の研究には他に優れてゐなければならないなずだ
そして研究すべき材料も比較的豊富に伝はつてゐる
しかるに今日のわが国の学界の趨勢をみれば実に惨澹たるものである
また頑迷固陋な国粋論者は何時までも愛国心の誤解をしてかへつてわが国を滅亡に向はしむるやうな言論を吹きたて独りよがりの態度を持してゐる
実に国家のために悲しむべきことである

新論的迷夢の醒めない人々はこの「人(霊止)還りの道」を読んで不快に感ずる人もあるであらうがしかし決して日本のみに偏重した記述でなく世界統一的に神示のままに記述したものであり真理は石の如く鉄のごとく感情や意志をもつて枉ぐることはできない
神道も仏教も耶教も時代と地方との関係上において表面別々の感があるやうだがその最奥をきはむれば同一の神様の教であることを覚り得らるるのである
ゆゑに神の道を研究する人は広き清き偏頗なき心をもつて真面目にかかつていただきたいものあります

・・・「人(霊止)還りの道」423編へつづく

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