「人(霊止)還りの道」27編


露の弾霜の
剣を幾たびか
受けて血潮に染むる紅葉の
丹き心を照らしつつ
錦の機のこの経綸
織りなす糸の小田巻や
真木の柱のいと高く
高天原の神国に
築き上げむと神人の
四方に心を配りつつ
苦しき悩みを物とせず
沐雨櫛風数かさね
草の枕の悲しげに
天津御空の月星を
褥に着つつ進みくる
心も丹き紅葉山の
紅葉の大樹のその下に
腰うち掛けて宣伝の
神の姿の殊勝にも
彼方こなたの山の色
日々褪せてゆく有様を
見る目も憂しと青息や
吐息を月の大神に
祈る心の真澄空
たちまち吹きくる木枯しの
風に薄衣の身体を
懐はせながら又もや起つて出でて行く

いかに善良なる神と云えどもその心身に空隙または油断あるときはたちまち邪霊襲来にして非行を遂行し大罪を犯すものです

善になるも
悪に復るも
すべて精神の持ち方一つであり精神ほど恐ろしいものはありません

傀儡師
胸にかけたる人形箱
鬼を出したり
仏出したり

悪鬼邪神曲神とは
平安無事の時においてはその暴威が逞しくなります
しかし神霊天地神明の怒りによって発生したる天変地妖の災禍の前では少しの抵抗力も無くそれはまるでイモリやミミズの如く地中や水中に身を潜め悲惨な境遇に落下するものです

至誠至実の善神とは
一難来るごとにその勇氣を増して神力は潮の如く加わりそして至り回天動地の大活動を為すものです

神の授けしこの身魂
霊魂ばかりは永遠に
助けたまへよ天地よ

・・・「人(霊止)還りの道」28編へつづく

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