「人(霊止)還りの道」355編


印度の国の種姓には刹帝利(セツテイリ/刹利)・婆羅門(バラモン)・毘舎(ビシヤ)・首陀(シユダ)の四姓が代表的です

婆羅門において大婆羅門とは豪族にして勢力あるものの謂ひでありこれを特に清貴と称へ天地を創造せる大梵天王の子なる梵天の苗胤にて世々その称を襲てゐました

<義浄三蔵|寄帰内法伝>
五天之地
婆羅門皆以為ス
貴勝ト凡有レドモ
余ノ三姓同行セ
座席並不与ニ
自外ノ雑類故ニ
遠矣宣

三姓とはすなはち刹帝利・毘舎・首陀のことでありこの中でも刹帝利とは王族なるにもかかはらず同席同行せずといふのをみても印度にては貴勝族とされてゐました

印度とは月(ツキ)の意義を持ちますが印度全体を通じては月とはいはずして婆羅門国と謂つてゐました

<婆羅門教徒の主唱>
大虚空上に大梵天とも梵自在天とも大自在天とも称ふる無始無終の天界が在つてその天界には大梵王とも那羅延天とも摩首羅天とも称する大主宰の天神があつてこれもまた無始無終の神様なるがゆゑに無より有を出生せしめて是の天地を創造し人種はいふもさらなり森羅万象の祖神である
所有一切の命非命はみな大自在天より生じまた大自在天に従つて亡滅す
自在天の身体は頭は虚空であり眼は日月であり肉体は地であり尿は河海の水であり屎の固まつたものは山岳であり体温は火の熱であり生命は風であり一切の蒼生はことごとく自在天が肉身の虫である
自在天は常に一切の物を生じ給ふ

<支那の古書>
盤古氏之
左右ノ目ハ日月ト為リ
毛髪ハ草木ト為リ
頭手足ハ五岳ト為リ
泣ハ江河ト為リ
氣ハ風ト為リ
声ハ雷ト為ル

<婆羅門の説>
日月星辰及地本無
大水唯有
時ニ大安荼生シテ
鶏子ノ如シ
周匝金色也
時ニ熱波シテ
二段ト為ル
一段ハ
上在テ天ト作リ
一段ハ
下ニ在テ地ト作ル
彼ノ二中間ニ
梵天ヲ生ズ
一切衆生ノ
祖公ト名ク
一切有命無命ノ
物ヲ作ル

<支那の古伝>
鶏子ノ天地
渾沌如ク
其中ニ盤古生ジ
一万八千歳而テ
天地開闢ス
清軽ナル者ハ
上天為
濁重ナル者ハ
下地為
其中ニ盤古在テ
一日ニ九変
於天ニ神
於地ニ聖
天極高ク
地極深ク
盤古極長ス
此レ天地之始也

梵天王は八王子を生じ八王子は天地万物を生ず
ゆゑに梵天王は一切衆生の父といひ威霊帝とも謂はれる也

大自在天の本の出生地とは常世の国(今の北米)であり常世神王とも謂ひ常世の国から埃及(エジプト)に渡り次いでメソポタミヤに移り波斯(ペルシア)を越え印度(インド)に入つてハルナ(今のボンベイ)の都に現はれここに全くバラモン教の基礎を確立されました
しかるにバラモン教の起元とは遠き神代の素盞嗚尊の御時代にあつて釈迦の出生に先立つこと三十余万年前です

・・・「人(霊止)還りの道」356編へつづく

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