「人(霊止)還りの道」333編


主神の統轄なし給ふ
高天原の天界は
全く二つに分かれあり

主神の坐します天界を
称して霊の国と謂ひ
天人たちの住居せる
世界はすはなち天国ぞ

霊の御国と天国を
構成したる諸々の
天の世界の方向は
決して同じきものならず

そも天国の天人は
主神を太陽とうち仰ぎ
霊の御国に住むものは
主神を月とうち仰ぐ

しかして主神の顕現し
たまふところは東なり
真神すなはち主の神は
天国にては太陽と
顕はれ給ひ霊国に
在りては月と顕れたまふ

かくも二種の御姿に
顕はれ玉ふは何故ぞ
愛と信とを摂受ずる
度合の異る為ぞかし

愛の善徳は火に応じ
信は光明に相応ず
これ霊国と天国の
二つに分かるる所以なり

・・・「人(霊止)還りの道」334編へつづく

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