「人(霊止)還りの道」323編


神が表に現はれて
善悪正邪を立別ける
この世を造りし神直日
心も広き大直日
ただ何事も人の世は
直日に見直し聞直し
身の過ちは宣直す
尊き神の御教
たとへ天地は変はるとも
誠一つの正道は
ミロクの御世の末までも
堅磐常磐に変らまじ

一時の欲に踏み迷ひ
焼け朽ち錆びて腐るてふ
形の上の御宝に
天より受けたる分霊と
心を曇らせ身を穢し
知らず知らずに根の国や
底の国へと落ち行きて
吾とわが手に苦しめる
世人の艱みを救はむと
天津御神や国津神
この世を救ふ生神の
教をもちて四方の国
導き諭す神司
ここに現はれ来たりけり

勢ひ強き竜雲も
今は桜の花盛り
常世の春と楽しみて
不義の快楽に耽るをり
天津御空はたちまちに
黒雲起こりて無残にも
嵐となりて吹き散らす
明日明後日も来年も
百年千年先までも
このまま栄えゆくべしと
思ふ心の徒桜
たちまち強き夜嵐に
打ちたたかれて諸人に
もて囃されし桜さへ
嵐に散りて老若の
足に踏まれる世の習ひ
因果応報たちまちに
廻る浮世の有様を
知らず知らずに日を送る
曲津の業ぞ悲しけれ

心に棲める曲神を
神の御水火の弥高く
科戸の風のいと清く
払ひ清めて旧のごと
赤き心となさしめよ

朝日は照るとも曇るとも
月は盈つとも虧くるとも
たとへ大地は沈むとも
誠の力は世を救ふ
誠はこの世の宝ぞや

悪の身魂も一時は
茂り栄ゆることもあるも
天地の神の敏き目に
いかでか洩れむ枉の罪
亡ぼされむは目のあたり

早く心を立て直せ
さすれば神は汝らが
心に潜む曲鬼を
罰め給ひて天地の
神の御霊になりませる
清き御霊を授けまし
この世の宝となさしめむ
神世の柱となさしめむ

アハゝゝゝ
お前たちはそれだから現代に容れられないのだ
あまり謹んで門番を勤めるものだからたうたう大将に「あいつア門番には最も適当な人物だ」と鑑定されてしまひ一生一代卑しき門番を勤めてをらねばならないのだ
常世の国の常世城の門番は失敗の結果抜擢されて右守の司に昇進したことがあるぞよ
この世の中にお前のやうな馬鹿正直な者がどうして生活を完全に続けてゆくことが出来るか
さてもさても可哀さうな腰抜けな奴だなア
アハゝゝゝ

門番はあわただしく大奥へさして進み入る

・・・「人(霊止)還りの道」324編へつづく

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