神代の昔その昔
貴の都のエルサレム
神の司と現れませる
色香めでたき稚桜姫
貴の命のはるばると
天降りましたる台湾島
遠津御祖とあれませる
真道の彦は畏くも
深く秘めたる宝玉を
姫の命に献り
真鉄の彦や奇八玉
その他の尊き神々も
おのおの玉を取り出でて
稚桜君の御前に
献りたる由緒ある
珍の聖地の玉藻山
吾は祖先の名をつぎて
真道の彦と名乗りつつ
神の教を四方の国
青人草に宣り伝へ
祖先の業を朝夕に
仕へまつりし折柄に
吾を牢獄に陥れ
利己一片の政
開かれしより泰安の
城に仕へし司らは
吾が守りたる聖場へ
潮のごとく押し寄せて
百の悩みを与へたる
時しもあれや竜世姫
牢獄の中に現はれて
汝の誠は天地の
神の心に通ひたり
今の苦難は後の日の
大歓楽の礎ぞ
高砂島の全島を
助け導く救世主
神の柱となさむため
尊き神の経綸に
汝を牢獄に落とすなり
かならず心煩ふな
神は汝を守るべし
花咲く春をしばし待て
黒白もわかぬ暗の夜の
光ともなり塩となり
色香かんばし花となり
誠の果実を結ぶまで
神は汝を試すなり
心を痛むることなかれ
これぞ全く国常立の
厳の尊の御心ぞ
喜び勇め真道彦
神は汝の生みませる
日楯・月鉾両人に
宏大無辺の神徳を
沢に授けて高砂の
島に蔽へる黒雲を
払ひ清めて麗しき
神代の柱となさしめむ
必ず疑ふこと勿れ
神の言葉に二言はなしと
言葉をはると諸共に
そのまま姿は消えたまふ
尊き神の守ります
稜威の仕組の開け口
堅磐常磐に神国の
栄えを待つや高砂の
島に老いたる一つ松
千歳の鶴の永久に
いつも巣籠る芽出たさは
やがて開くる五六七の世
亀の齢の万世も
八百万世も末永く
この神島に幸あれよ
神の御前に真道彦
真心こめて願ぎ奉る
ここに琉球の球の島の照彦王は真道彦命の鎮まりゐます玉藻山の聖場に参拝し琉球・台湾の相提携して神業に奉仕するとことなりぬ
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