人(霊止)還りの道 – 875編

天之高火男(アメノタカヒヲ)の神・天之高地火(アメノタカチホ)の神の二神は紫微圏界の霊的国土を経営せむとして先づ味鋤(アヂスキ)の神をして紫天界に遣はし給ひぬ

紫天界は紫微宮界の中央に位し至厳・至美・至粋・至純の透明国なり
先づ「紫天界」成り終へて次に「蒼天界」形成され次に「紅天界」次に「白天界」次に「黄天界」次々にかたちづくられたり

紫微圏界は最奥天界にして此所に住する神々は総て裸体にましませり
然りと雖も身心共に清浄無垢にましませば現在地球人の如く醜態を感ずることなく裸体そのものが却つて美しくかつ荘厳に輝き給ふなり

紫微圏界に於ける其の第一位たる「紫天界」の修理固成につき「ウ」の言霊の御稜威によりて天之道立(アメノミチタツ)の神は其の神力を発揮し給ひ日照男(ホテリヲ)の神・夜守(ヨルモリ)の神・玉守(タマモリ)の神・戸隠(トガクシ)の神の四柱をして昼と夜とを分ち守らせ給ひぬ

<昼夜守りの四神>
玉守の神は朝を守り給ひ
日照男の神は日中を守り給ひ
戸隠の神は夕を守り給ひ
夜守の神は夜を守り給ひ

併しながら紫微圏界にては夜半と雖も我が地球の真昼よりも明るく唯意志想念の上に於て夜の至るを感ずる程度のものなり
朝は朝の想念起り昼は昼そして夕は夕の意志想念に感ずる程度なり
そは我が地球の如く明暗さだかならざるも霊的天界なるが故なり

天之道立の神は諸神を従へて紫微圏界に於ける数千億万里の霊界を非常の速力をもつて経繞り神業に活躍し給へり
至美・至明・至尊・至厳の霊国も燃ゆる火の焔の末より出づる黒煙の如く鈍濁の気凝り固まりて美醜善悪の次第に区別を生じ最初の神の意志の如く永久に至善・至美・至尊・至厳なる事は全体に於て能はざるに至れるも霊的自然の結果にして如何に造化の神徳と雖も此の醜悪を絶滅する余地なかりしなり

総て宇宙一切のものには霊的にも体的にも表裏あり善悪美醜混じ交はりて而して後に確乎不動の霊物は創造さるるものなり
大神は至善至美至愛にましませども年処を経るに従つて醜悪分子の湧出するは恰も清水の長く一所に留まれば次第に混濁して腐敗し昆虫を発生するが如し

天之道立の神は主の神の至善・至美・至愛の霊性を摂受し給ひて紫天界を円満清朗に且つ幸福に諸神を安住せしめむと天界の経綸を行ひ給ふ昼夜守りの四神をして神事を取り行ひ給へど惟神自然の真理は如何ともするに由なくさしもの紫天界にも彼方此方の隅々に妖邪の氣発生しやうやく紫天界は擾乱の国土と化せむとせり

茲に天之道立の神は此の形勢を深く憂慮し給ひて天極紫微宮に朝夕を詣で天の数歌を奏上しかつ三十一文字をもつて妖邪の氣を剿滅せむと図り給ふぞ畏けれ

天之道立の神は斯く太祝詞を宣り給へば紫微宮の紫金の扉はキーキー・ギーギーと御音清しく左右にあけ放たれ茲に「キ」の言霊は鳴り出で次に「ギ」の言霊鳴り出でましぬ
是より四方の曲津を斬り払ひ清め澄まし天清く神清く道亦清く百神の濁れる心は清まりて紫微天界は次第々々に妖邪の氣消え失せにける
さりながら大前に神嘉言一日だも怠る時は再び妖邪の氣湧き出でて世を曇らせ諸神は荒び乱るるに至るこそ是非なけれ

茲に天之道立の神は朝夕のわかちなく神を祭り言霊を宣り妖邪の氣を払はむとして払ひ言葉の功のいやちこなることを悟り初めて太祓ひの道を開き給ひしこそ畏けれ

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

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