人(霊止)還りの道 – 868編

神界の深遠微妙なる経綸については千変万化極まりなく善悪相混じ美醜互に交りて完全なる天地は造られつゝあるなり
伊都能売神の神霊も亦その如く三十三相は言ふも更なり幾百千相にも限りなく臨機応変して神業に依さし給へば凡人小智の窺知すべき限りにあらざるを知るべし

厳の御霊の教は神人一般に対し仁義道徳を教へ夫婦の制度を固め仮にも犯すべかざるの神律なり

瑞の御霊の大神は紫微天界の初めより太元顕津男(オホモトアキツヲ)の神と現れまして国生み神生みの神業に奉仕し給ひ万代不動の経綸を行ひ給ひつゝ若返り々つゝ末代に至るまでも活動給ふなり
其間幾回となく肉体を以て宇宙の天界に出没し無始無終に其の経綸を続かせ給へば他の神々は決して其の行為に習ふべかざるを主の神(スノカミ)より厳定されつゝ今日に至れるなり

経(タテ/厳)の御用は少しも動かされず変へられないが緯(ヨコ/瑞)の御用は人間の知恵や学問にては悟り得べきものにあらざるなり

大神に仕ふる信徒達は其の心にて奉仕せざれば神界経綸の邪魔となると示されてあるのは此間の消息を伝へたるものなり
故に有徳の信徒又は上根の身魂にして神理を解し得る底の身魂にあらざればこれを授与せざるものとす

神理を覚悟する人士は従来の心の持方を一掃し三千世界更生の為に其の力を添へられむ事を希望して止まざるなり

賢哲の所謂の中庸・中和・大中の其の中(チユウ)は神府の中(チユウ)とは大に異れり
故に現代人の見て善となす事も大神の眼より視て悪なる事もあり又現代人の目より悪と視ることも神界にては善と為すことあり
是を善悪不二の真諦といふ

以下に神典古事記に現れたる天之御中主(アメノミナカヌシ)以前の天界の有様の略述を皇神国の尊厳無比なるを知らしめむとする
富士文庫に明記されたる天の世を初めとし天之御中主世・地神五代の世より今日に至る万世一系の国体と皇室の神より出でまして尊厳無比なる理由を闡明せむとするものにして天の世より言霊学の応用により著せるものなるなり

<富士文庫神皇記|天の世の御名列記>
一.天之峯火夫神(アマノミネヒヲノカミ)
二.天之高火男神(アメノタカヒヲノカミ)
三.天之高地火神(アメノタカチホノカミ)
四.天之高木比古神(アメノタカギヒコノカミ)
五.天之草男神(アメノクサヲノカミ)
六.天之高原男神(アメノタカハラヲノカミ)
七.天之御柱比古神(アメノミハシラヒコノカミ)

以上七柱の天神七代を天の世(アマノヨ)と称し天之御中主神より以下七代を天之御中主之世(アメノミナカヌシノヨ)と称へ奉るなり

最初の神々は幽の坐しませば現代人の如く肉体を保ち給はず全く氣体に坐しますが故に現代人の如く男女の関係は無く只言霊の火水(イキ)を結び合せて国を生み神を生み給ひしを知るべし
最初の神々は何れも幽体隠神に坐すが故に男神(ヲガミ)は比古(ヒコ)を附し女神(メガミ)比女(ヒメ)の字を籍り顕しあれば後世に於ける彦神(ヒコガミ)・姫神(ヒメガミ)とは大いに異なれるを知るべきなり

太元顕津男(オホモトアキツヲ)の神の神名はア声の言霊南西に活き給ひて顕はれ給ふ神名にして国を生み神を生まし給ふと雖も国を開拓し玉ふ神業を国生みと言ひ国魂の神を選ませ又は生せ給ふを神生みと称へ奉るは皇典古事記の御本文に徴するも明白なり
また八十比女(ヤソヒメ)神の国生みの神業も只単に言霊の火水(イキ)の組合せによりて言霊神の生り出で給ふ根本の御神業なるを知るべし

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

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