人(霊止)還りの道 – 835編

高天原に宮柱
千木高知りて永久に
鎮まりいます伊都能売の
神の命を畏みて
山野河海を打ちわたり
月に心を清めつつ
あなたこなたの山々に
立籠りつつ国人を
苦しめなやむ曲神を
言向和し梓弓
引きて帰らぬハルの湖
玉の御舟に身を任せ
数多の人を救ひつつ
神の教を伝へつつ
又もや山野を打ち渡り
神の軍と合せむと
夜を日についで進むをり
巽の方に鬨の声
炎々天を焦がしつつ
救はにやならぬと雄健びし
歩みを運ぶをりもあれ
曲神どもに遮られ
五日六日と徒に
あらぬ月日を過しつつ
標渺千里の荒野原
進み来るこそ勇ましき

天に日月冴え渡り
下界を照らし玉はむと
心をなやませ玉へども
中津御空に黒雲は
十重や二十重に塞がりて
天津日影を隠しつつ
初夏の頃とはいひながら
まだ肌寒き秋心地
田の面に植ゑし稲の苗
発達あしく赤らみて
飢饉の凶兆を現はせり
あゝ惟神惟神
御霊幸はひまして
下万民の罪科を
許させ玉へ又上に
立ちて覇張れる曲人の
心を清め罪をとり
誠の人となさしめて
天の下には仇もなく
暗も汚れもなきまでに
照らさせ玉へ惟神
厳の霊や瑞霊
合せ玉ひてなりませる
伊都能売霊の大神の
御前に慴伏し願ぎ奉る

朝日は照るとも曇るとも
月は盈つとも虧くるとも
たとへ大地は割るるとも
誠一つの三五の
神の教に従へば
この世の中に一として
怯ぢ恐るべきものはなし

神が表に現はれて
神と鬼とを立別ける
此世を造りし神直日
心も清き大直日
ただ何事も人の世は
ただ惟神惟神
広き心に宣直し
罪を見直し聞直し
許して通る神の道

行方に曲の現はれて
吾が身に如何なる仇なすも
神の恵みに包まれし
誠の身魂何かあらむ
襲ひ来たれよ曲津神
戦ひ挑めよ大蛇ども
吾には厳の備へあり
生言霊の武器をもて
幾億万の魔軍も
瞬く中にいと安く
言向和し進むべし

三千世界の梅の花
一度に開く神の教
開いて散りて実を結ぶ
月日と土の恩を知れ
この世を救ふ生神は
高天原に現れませり

あゝ勇しや勇しや
神の任しの宣伝使
月の御国に降り来て
いろいろ雑多の災や
百の苦しみ甘受しつ
無人の境を行くごとく
春野を風の渡るごと
神の大道を開き行く
あゝ惟神惟神
御霊幸はへましませよ

鈴木慧星 SUZUKI Satose
Shamanism Consulting.

略歴経歴

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