「人(霊止)還りの道」262編


琉球とは広大なる浮島なり
北側を琉島と云ひ南側を球島と云ひ夫婦島とも云ふなり
現代の琉球は神代に比ぶればそのほとんど海中に陥没して面積は十分の一なり

琉球の浮島には琉の玉と球の玉あり
琉の玉は潮満の玉なり
球の玉は潮干の玉なり
各々一個づつこの玉を携へて世界を巡ればいかなる悪魔といへどもたちまち畏服する神器なり

大海原に浮かびたる
誉も高き琉球の
玉の潜みし神の島
三千世界の梅の花
一度に開く時来たり
高天原の神の国
豊葦原の瑞穂国
大海原の底までも
照らし渡さにやおくべきか

筑紫の日向の橘の
小戸の青木ケ原と鳴る
神伊邪那岐大神が
珍の伊吹になりませる
祓戸四柱大御神
瀬織津姫や伊吹戸主
珍の大神はじめとし
速秋津姫神
速佐須良姫神
ここに四柱神司
この神たちの生宮と
なりて現はれ来たりけり

大竜別や大竜姫の
珍の命の竜神よ
これの天地は言霊の
助くる国ぞ生ける国
幸はひゐます国なるぞ
天の岩戸は開け放れ
根底の国も明らかに
澄み照り渡る今の世に
潮満珠や潮干の
二つの珠を何時までも
抱きて何の益かある
惜しまず隠さずすくすくと
汝が姿を現はして
はや献れ惟神

今まで包みし黒雲は
四辺隈なく晴れ渡り
浪を照らして一団の
火光はしづしづ近づきて
たちまち変はる二柱
尊き女神と相現じ
満面笑みを含みつつ
地より湧き出る玉手箱
おのおの一個を両の手に
捧げて二人に献り
綾羅の袖を翻し
たちまち起こる紫の
雲に乗じて久方の
大空高く天の原
日の稚宮に登りゆく

執着心の深かりし
大竜別や大竜姫の
珍の命の両神も
いよいよここに三千年の
三寒三熱苦行を終へ
神の恵みに救はれて
ここに尊き天津神
皇大神の御右に
坐まして清き神国の
常世の春に会ひ給ふ

琉球の浮島のハーリス山の竜神の眷属なる竜若彦と称する怪物はたちまち雲散霧消して大竜別と大竜姫は玉照彦命と玉照姫命より神勅を奉じておのおの琉の玉と球の玉を納めたる玉手箱を言依別と国依別の手に恭しく捧げ三千年の三寒三熱の苦行をここに終了し一切の執着を去つて悠々として紫の雲に乗り天津日の稚宮に上り大神の右に座して天の水分神(アメノミクマリノカミ)となつて降雨を調節し給ふ大神と成らせ給ふ

清き正しき言霊はその一名を金剛不壊の如意宝珠と云ふなり

この天地は言霊の幸はひ助け生き働く国である
宇宙間において最も貴重なる宝は声あつて形なく無にして有であり有にして無である活殺自由自在の活用ある七十五声の言霊のみである
これを霊的に称ふる時はすはなち金剛不壊の如意宝珠となる
天照大御神の御神勅に「言向和せ・宣直せ」とありこれは神典古事記に明らかに示されてある

天の下四方の国を治め給ふは五百津美須麻琉(イホツミスマル)の玉にしてこの玉の活き働く時は天が下に飢饉もなく病災もなく戦争もなし
また風難・水難・火難を始め地異天変の虞なく宇宙一切平安無事に治まるなり

琉の玉と球の玉の二宝とは風雨水火を調節し一切の万有を摂受しあるひは折伏しよく摂取不捨の神業を完成する神器なり

・・・「人(霊止)還りの道」263編へつづく

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