「人(霊止)還りの道」261編


有つても無うても
有ると思へばある
無いと思へば無い

吾が居宅は九尺二間の豚小屋のやうに汝の眼では見えるだらうが吾が天空海闊なる霊眼をもつて見る時は錦の宮の八尋殿同様に宇宙大に広く見えそしてこれだけ広い世界も心の持ちやう一つで吾が七尺の体を置く所もないやうに見えたり

色即是空
空即是色

娑婆即寂光浄土の真諦は小さな居宅にをつて身魂を研くとよく了解できるなり

形ある宝は
錆び
腐り
焼け
亡び
流れ
壊る
おそれあり

起きて半畳寝て一畳なり
広い館に住んでをればあつたら光陰を掃除三昧に空費し肝腎の神業の妨害になるなり
何事も小さいのは結構なり何かに都合が好いなり
第一経済上からいつても得策なり

苦中楽あり
楽中苦あり
これも見やうによるものなり

一葉目を蔽へば大空一度に隠れ
一葉掃へば大空吾が目に映ず
すべてモノは見方によるものでありその見方が大切なり

そして敵対することなくこれ適当の処置も時に必要なり

心なき人は何とも言はば言へ
世をも怨みじ人も恨みじ
燕雀何ぞ鴻鵠の志を知らむ
紫蘭満路に咲く芳香何ぞ没暁漢の知るところならむ

・・・「人(霊止)還りの道」262編へつづく

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