「古代|北斗七星」


真北に向かって約35度の高さを見上げると明るい二等星があります
これが北極星です

北極星から少し離れて7個の明るい星でひしゃく(斗)の形に並んで明るさはほぼ揃っていて中央のデルタ星以外は2等星です
これが北斗七星です
北極星は一つ星と云われてます

北斗七星は中国の学名であり日本では七つ星とか四三星(しそうのほし)と呼ばれています
この7つの星の先端にあるエータ星を剣先星と云ってこの位置で海上などでは時刻や方角を判じています
この剣先星を破軍の星と云われていて古来よりこの星の方角に兵を進めると必ず破れるとも云われてます
この四三の星を四三の剣と云います

北極星:こぐま座
北斗七星:おおくま座

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北斗七星は北極星のまわりを一日に一回転します
一時間に約15度づつ動き昔から航海士たちは北斗七星のひしゃくの先っぽの剣先星を見て子の刻(0:00)・丑の刻(2:00)だと云うように時刻を計ってました
北斗七星の剣先星は北斗の針・北の空の大時計と呼ばれてます
北極星は時計で云えば針の中心軸であり北斗七星は針先にあたります
北極星を中心点にして天が回っているので北極星は古来から不動を意味してます
天の中央に鎮座し満天の星々を統べる北極星を北辰と云い古来中国ではこの北辰の神名を太一(たいいつ)と云いました
そして同時に天帝でもあります

(1)貧狼星(トンロウセイ)
(2)巨門星(キョモンセイ)
(3)禄存星(ロクソンセイ)
(4)文曲星(モンコクセイ)
(5)廉貞星(レンジョウセイ)
(6)武曲星(ムコクセイ)
(7)破軍星(ハグンセイ)

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「天官書」
天極星を天帝として神の常居(中宮)とされてます
屈曲した4つの星を正妃・後宮の妃と云います
周辺の12星を藩臣として紫宮又は紫微宮と云います
北方が紫とされ最貴の方位・最高の色とされてます
漢の武帝は北極星を太一神として最も尊い神として崇拝していました
道教の天空観は最高の天の支配を北辰・北斗に置いて地上の皇帝をその支配と同一としてみてました
これは天の異変は地上の異変のまえぶれとみなしていました
そして彗星や流星(火球)などが顕れると世の中の乱れる前兆として受けとめてました
さらに道教の天空観は政(まつりごと)の支柱となっていて北極星と北斗七星を軸にして古代中国の王権をささえてました
星宿と四神が描かれたキトラ古墳・高松塚古墳にはすでに古代中国の帝王学が浸透していたかを証明してます

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伊勢神宮の神事」
太一(北辰)=天照大神(あまてらすおおみかみ)
北斗=豊受大神(とようけのおおかみ)
習合されてます

「神嘗祭(かんなめさい)」
旧暦九月一六日(10/22 0:00)子の刻
一七日の午の刻(10/22 12:00)
北斗七星の剣先星がそれぞれ真北・真南にある時に執り行われます

「月次祭(つきなめさい)」
七月の二二日子の刻・二三日牛の刻で真西・真東をさすときに執り行われます

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「ギリシャ神話」
美しい妖精カリストはゼウスの子を身ごもり后ヘラは怒ってカリストを醜い熊のすがたに変えてしまいました
カリストの子アルカスはやがて狩人になり姿を変えられた母とは知らずに熊を殺そうとします
それを見たゼウスはカリストを哀れんで子アルカスも熊の姿にかえてともに天にあげて星にしたと云われてます
子アルカスはこぐま座に母カリストはおおくま座になりました
ギリシャ神話ではゼウスが不倫をして妖精カリスト女神を妊娠させてしまい妻がおこって熊に変えてしまう
これはサクソン族の女神ウルセルは雌グマであったとも云われてます

「北斗七星とアイヌの神話」
昔サマエンの神がクマをしもべに使っていましたがこれが神にそむいてしまい宝にしていた犬を殺して食ってしままいました
神はひどく怒ってクマを捕らえようと弓とブシ(毒草)の汁を塗った矢をもって追いかけましたがクマは笹藪に隠れて神がそこを通るうしろから強い腕でなぐって逃げました
さすがの神もその痛みで大地に寝てしまいましたがメノコ(女)が捧げてくれた酒を飲んで元氣を恢復して再びクマを追っていきました
クマはこれはかなわぬと思いサマエンの神から盗んで持っていたオヒョウ(木の名)の苗を地に植えてそれがドンドン空にのびるのをよじ昇って逃げました
これを見つけた神は腰の痛さをこらえながらオヒョウの木を根こそぎ倒して落ちてきたクマを殺してしまいました
この神が天に昇って星(ノチウ)になったのがサマエン・ノチウ(北斗七星)であると云われてます

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「古代シュメールの神々」

(60)アヌ:最高神
(55)アンツ
(50)エンリル:牡牛神・アネモス・戦士の神
(45)ニンリル
(40)エンキ:水神・蛇神キ・智恵の神
(35)ニンキ
(20)ウツ:エンリルの息子
(15)イナンナ:天界の女王・金星・イシュタル(セム語)
(5)ニンフルザグ:蛇女神
(-)アヌンナキ:一群の従者

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