「三種の神器|剣・玉・鏡」


三種の神器「剣」
精神的な二つの働き(双刃)がありその一つは分析(太刀=たち)でありもう一つは総合(連氣=つるぎ)であり人間の心を断ち切って分析してこれ以上切ることが出来ない所まできた時に究極の要素として五十言霊を手にします

三種の神器「玉」
一つ一つの要素の内容をはっきりと把握してその要素のそれぞれを顕わします

三種の神器「鏡」
姿や顔を映して見る道具であり精神的な心の善悪正邪や美醜や物事の正誤当否等を判定する基準になります

分析して得た五十音の言霊を剣(連氣)の力で総合してこの総合の過程には五十の手段があり人間精神として理想の組織を持った構造図が完成します
五十音の言霊で組織された人間精神の実践智の構造を「天津太祝詞音図」と云います
三種の神器「剣・玉・鏡」とは天与の判断力と心の要素の全部と人間の心の鏡の構造と云う最も大切なものを器物として表徴しているものです
人間が人間としての種を続ける限り人間精神の宝であり三種の神器が人間の心の基本法則を暗示してます
旧約聖書「三種の神宝」とはアロンの杖・黄金のマナ壷・モーゼであり草薙の剣がアロンの杖にであり曲玉が黄金のマナ壷であり鏡がモーゼの十戒石です
仏教の観普賢菩薩行法経「象の頭の上に三化人あり一は金輪(こんりん)を把(と)り一は摩尼珠(まにしゅ)を持ち一は金剛杵(こんごうしゅ)を把れり」と記されてます
金輪が鏡であり摩尼珠が曲玉であり金剛杵が剣です
仏説の閻魔大王の浄瑠璃(じょうはり)の鏡が説かれていてこの鏡は亡者の生前の善悪の業が立ちどころに映し出されると云われてます

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「鏡(かがみ)」
八咫鏡(やたのかがみ)
創造意志の働きである八つの父韻を中心に並べ替えて八角形の構造に収めたもが八咫鏡と云います
人間の心を隅から隅まで分析してその要素の性質内容をすべて明らかにした上でその五十音の要素を理想の構造に組み立てた人間行動の基準をこの鏡に照らし合わせ人間がやることこれからやろうとしていることが適当か分かります
八咫鏡の咫はアタと云い太古の尺度でありアタとは人間の人差し指と中指を開いた広さでこの咫を八つ集めた大きさの八辺形の鏡と云う意味です

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「剣(つるぎ)」
草薙の剣(くさなぎのつるぎ)
古代日本は両刃で太刀(たち)または剣(つるぎ)と云い剣とは人間の判断力を顕わしてます
剣は人間が生まれた時から授かっている判断力のことであり分けるから分かるに意を顕わしています
分析する分ける働きを表徴する器物を太刀と云い太刀は「断ち」に通じ物事を分析すると細部についてはっきりします
総合する働きを「剣(つるぎ・連氣)」と云い一緒に何かすることを「つるむ」と云います
分析(太刀)と総合(剣)の両方の働きを顕わし古代の剣は両刃でありこれに対して物事を断ち切るだけの働きの剣は刀(片名)と云います
新約聖書「われ地に平和を投ぜんために来れりと思うな 平和にあらず返って剣を投ぜんために来れり」と云うイエス・キリストの言葉があります
私はただ世の中を平和にするために来たのではなく人々に正しい判断力とは何かを知ってもらうために来たのですと云う意味です
仏教の禅宗「両頭を截断すれば一剣天に倚(よ)って寒し」と云う言葉があります
あれこれああしたらよいこうしたらよいと云う経験知の迷いをすっぱりと捨て去ってしまうと物事の正邪善悪を即座に決定することが出来る人間天与の判断力が精神宇宙を貫いて立っているのを自ら感じることが出来ると云う意味です
磐境(あまついはさか)の言霊十七個「ウ・アワ・オエヱヲ・ヒチシキミリイニ・イヰ」で構成された人間誰しもが与えられている頭脳の思考構造です

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「玉(たま)」
八坂の曲玉(やさかのまがたま)
曲玉とは丸い玉でなく玉に尾が生えたように巴形になってます
八坂の曲玉は玉の真中に穴を開け幾つもの玉を集めて紐を通して数珠(じゅず/ロザリオ)にしたものです
一瞬一瞬千差万別に移り変わる人間の複雑な心の現象を草薙剣(くさなぎのつるぎ)で表徴される人間の判断力で切り分析していくと最終的には人間の心と云うものは五十音の要素から成り立ってます
五十音の要素のうち現象としては決して顕れることのない心の先天構造の要素が十七音であり現象として顕れる最小の後天の要素が三十三音であり合計で五十音です
五十音の言霊は口から発音される音(言葉)の最小要素であると同時に心の内容の要素の単位でもあり日本語でこれを「麻邇(まに)」と云いキリスト教「マナ」であり仏教「摩尼(まに)」でありヒンズー教「マヌ」と云います
八坂曲玉は真中に穴を開け紐を通して数珠(ロザリオ)とし心を剣で分けて五十音の麻邇を得ることになり心の宇宙とはこの五十音の麻邇ですべてを顕わしてます
八坂と云う名は現象として顕れた三十三音の言霊がすべて八つの性質(八つの父韻)に裏付けられていることを表現していて八坂の坂は性質である性(さが)を示してます
巴形の曲玉としたのは現象と云うものは一瞬も一定の状態に留まることがなく次から次へと変化するものであり曲玉を用いて巴形の図形は玉が動きころがる姿を顕わしてます

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「日本皇室の立太子の儀式」
立太子式の一つの行事として壷切(つぼきり)の儀があります
皇太子として立つ人は立太子式に際して天皇から「壷切りの太刀(たち)」を授かります
壷切りとは壷を切ることではなく壷の封印を切って中に入っているものを見ることです
壷の中にはアイウエオ五十音を一音ずつ粘土板に刻んで焼いた素焼の板が入ってます
その五十枚の素焼の板を見て皇太子として立つ徴(しるし)となることを意味してます
古代天皇(スメラミコト)は人間の精神の構造を明らかにした言霊の原理を知った人であり霊知り(聖)です
人間の心のすべてを言霊の原理によって把握してその上で政治を行っていました
古代精神文明の時代から第十代崇神天皇の時に言霊の原理は世の中の表面から隠されそれ以後の世の中は言霊の自覚のない天皇の時代となりました
時が来たならば天皇となる人は御自身が霊知りのスメラミコトに返り言霊の原理を自覚して道徳の政治を行うようにとの教えを遺すために立太子の儀式の形式として壷切りの儀を定めました
皇太子として立つ人は壷の中を見てそこにあるアイウエオ五十音の学を勉強し天皇となる時の準備をすべしと云う黙示です

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「言霊の鏡」
六つの同心円からなります
外から内へ向か「イ」から始まって内へ向かい三十二の言霊全部を通過して「子」の現象が出来ます

(1)中心に来るのは現象となるものであり火の迦具土の神または「子」です
(2)その「子」の廻りを三十二個の花弁が取り囲み一つ一つの花弁には「タトヨツテヤユエケメクムスルソセホヘフモハヌラサロレノネカマナコ」大事忍男神から大宣都比売神までです
(3)三十二の花弁の円を囲んで客体側である「ウヲヱワ(半母音)」が四分の一づつを締めて取り巻きます
(4)三十二の花弁の円を囲んでに主体側の「ウオエア(母音)」が四分の一づつを締めて取り巻きます
(5)その廻りを八つに分けられた枠内に父韻の八つ「チキミヒリニイシ」が囲みます
(6)創造意志となるイザナギ・イザナミの「イ・ヰ」が半分づつを締め「イ」は主体・主題・問題となっているもので「○ゝ=ス」です


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