「三魂七魄」


三魂七魄とは三魂の徳を明にして七魄を従することです
魂魄とは火の霊と水の霊とを示します

神仙道においては魂を日魂・鳥肝と云い魄を兎髄・月魄と云います
人体において血は陽であり魂の住むところであり精は陰であり魄の住するところです

男性は陽であり陰物の精液を出し女性は陰であり陽物の血液を出します
男性の陰物と女性の陽物とが交わり胎を結びます
胎児は月が満ちて母体を離れて第一声を発して氣を吸うとき天から至霊の生物が宿ります
これを玄一と云い本魂と云います

嬰児が成長するにつれて身体中の血と精に体霊が生じます
これが魂魄と云います

魂魄とは本魂にしたがって全身を守霊して人が死ぬと本魂とともに幽中に帰ります
この霊物が身体の中にあるときを「三魂」と云い魄より生じる悪霊を「七魄」と云います

道教では三魂を爽霊・台光・幽精と云います
神道では三魂を奇魂・幸魂・荒魂と云い幸魂の一名を和魂と云います

三魂の徳は鏡・剣・玉の三種に則ります
英断は剣の徳であり物を明らかにするのは鏡の徳であり無敵であり温醇なのは玉の徳を云います
これら3つの徳をよく養って心中に抱いているときは威徳充満して七魄を退けることができます

七魄とは精液に憑りつく霊物であり陰氣からなります

1つには尸狗であり貪を宰る鬼
2つには伏矢であり食を宰る鬼
3つには雀陰であり淫を宰る鬼
4つには呑賊であり偸を宰る鬼
5つには非毒である妄想
6つには除穢であり善を敗る鬼
7つには臭肺である煩悩

これら7つの悪霊を消除しなければ道に至ることは到底難しいです

三尸とは
上尸(彭きょ)・中尸(彭しつ)・下尸(彭きょう)

九蟲とは
伏蟲・回蟲・寸白蟲・肉蟲・肺蟲・胃蟲・鬲蟲・赤蟲・蜣蟲

五賊とは
胎性の暴・胎性の浄・胎性の奢・胎性の酷・胎性の賊

七魄を消除するには「三尸」と「九蟲」と「五賊」が去り離れた状態となることです
ここまで至ることで三魂も玄氣の真一に契いてみずからの清浄な玉のような真一と合いすることができます

真一感徹するとき顯幽の隔てなく冥府の枢政をも窮うに至ります
これが霊(玄)胎結成の道であり冥利真髄です


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