「霊魂|真一」


老子
「天は一を得て以て清く 地は一を以て寧し 神は一を得て以て霊なり」

荘子
「天は無為にして以て清く 地は無為にして以て寧し 天地無為にして万物皆な化生す」

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「真一」
天地に先立って存在した精妙な至霊元氣の根元であり本来の形質は勿論のことその氣配すらも感じさせないものです
ぼんやりとして有とも無とも肉眼では見定めることができない冥々のなかから発して二氣を含み変じて体内に宿り天魂と地魄に依り憑きますが魄の形に依り憑いても魄に交ることなく心の精英に合一して自己の真一となります
真一は神織(天職・本魂)とも云い胎児の出生とともに入ってきます
この本魂である真一を留まらせる本体を体霊(魂魄)と云います
体霊の成長にしたがって本魂も継続して流入して自然に本魂は増大します
これを人の本性であり人がひと(霊止)であり神であると云う理です
真一が人の内にある場合を清浄無濁の真心と云います

素撲
仏心
真人
真性

人の形体のはじまりは真一から生じて空の一物から陰陽の二氣(玄素の父母)が凝り結び変じて形質が形成され心の精英を惹き起こし魂魄が生じて元氣の発動である四大を拠り所として成長して人となります
霊胎結成の理とは根元の霊物に感じて念の作用・心の真一の威徳をもって天である一に交り人体を形成すると同様に霊胎を化して結びます
真一の存在とははじめもなければ終わりもなく至霊至奇な存在であり宇宙に散じては正大な氣となり人体に入っては浩然の真一となり「信」のない人には到底悟れるものではありません
人は必ず真一をその身体に有していてそれを妙用しみずからの霊魂をもって霊胎を化作するだけの念力を本来備えているものですが清浄霊妙な念を保持せずに外邪の害氣にふれて悪念を起こして忿怒します
その結果霊妙な五彩の童形(五元の氣の化)を化成するはずの精魂は虚しいものとなり識神が不足して妄想が増長してその妄想が真一を覆うものです
妄想が真一を覆うと天地正大の氣であるところの浩然・真一の正氣がしだいに離散して身体に戻らなくなり精神は内部にありながら身を守らず身中の病を惹き起こして健康は失われ死に近づきついには黄泉に入ります

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霊胎とは玄胎・天胎とも云い五元の氣を概念の力によって凝結させて肉体に似た一種の霊的な身体のことです
神仙はこれにみずからの霊魂を依らしめて顕幽自在に活動します

身外に身生ずる

霊魂は現世においては体を宿としていますが霊胎とは不滅の舎でありその舎に転住することを霊胎結成の秘事と云います
霊魂を霊胎の舎に移すと有より出でて無に入るのではなく有に入り有形を無量不尽の有形に変転する妙理であり有を保つことができ天帝に接することができるようになります


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