「人(霊止)還りの道」197編


待ちに待つたる三月三日
梅は散れども桃李の花
香も馥郁と天地の
神の集まる園の内
物は言はねどおのづから
小径をなして集ひ来る

民は豊かに豊国姫の
貴の命の分霊
瑞の御魂の開け口
深き恵は大八洲彦
神の司の遠近に
輝きわたる三五の
月の教は五六七殿
過去と未来と現在に
亘りて述ぶる言の葉も
栄ゆる天の橋立や

文殊の智慧の神心
身は虚空蔵の空に置き
妙音菩薩・最勝妙如来
三十三相の観世音
大日如来と現はれし
日の出神の御活動
木の花四方に咲耶姫
松の神世の開くまで
深き経綸は弥仙山

曲津の荒ぶ世の中に
心を配り氣をくばり
この世を渡す地蔵尊
神も悪魔も助けゆく
大慈大悲の弥勒神

誠一つの教子は
神と君とに二心
吾あらめやと仕へゆく
三四の栄は五つまでも
六び栄えよ七の国
神徳かをる大八洲
九つ花の咲き出でて
常夜の闇を照らしゆく

十曜結ぶも嬉し道の友
栄え五六七の末までも
堅磐常磐に宣り伝ふ

・・・「人(霊止)還りの道」198編へつづく


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