「人(霊止)還りの道」614編


お前は倅の〇〇ぢやないか

はい
左様でござります
あなたはお父さま
お母さま
そうしてマア
こんなところでかやうな事をしてをられますのか
チツとも合点が行きませぬ

ここはお前の目ではどう見えるか知らぬが
大変なところだよ
お前のためにわれわれ夫婦は天国の団体から下されて
賠償的労働に従事してるのだよ

ここは水車小屋ではござりませぬか
ヤツパリ霊界においても現界同様に水車小屋があるのですかな

お前は若い時から随分我の強いヤンチヤ男で神様のことは少しも耳に這入らず
その天罰でたうとう目を病み
いろいろ雑多と手をつくした揚句
しよう事なしに神様の道を信仰するやうになつたのだ
しかしながら三つ児のくせは百までといつて
持つて生れた我情我慢は容易に直らず
□□□□教や△△団体の取次をして受付に頑張り
いろいろと脱線的教理を伝へたものだから
お前のために地獄へ迷うて来るものは何程あるか知れぬ
そして不思議なことは
お前の導いた連中は皆この道を通るのだ
お前は沢山の人間を地獄に導いた科によつて
地獄の苦しみを受けなければならぬところだ
それを親としてどうして黙つてゐることが出来ようか
親となり子と生れるのもみな深い因縁があつてのことだ
それゆゑ自分は下層天国の天人の団体に加へられ夫婦が楽しい生活を送つてをつたが
お前が現界において神様のお道の邪魔を致してをるがために
大勢の者が地獄に墜ち行き
子や孫に至るまで中有界に迷うといふことを
エンゼルから聞いたによつて
せめては子の罪を軽くしてやりたい
また世間の人間を一人でも助けて吾が子孫の罪を軽くしたいと思うて
神様にお願ひいたし
この荒野ケ原の中央に水車小屋を建ててこの通り艱難苦労をしてるのだ
ここを通る旅人はたいてい偽神司の教によつて迷うて来るものが多い
自分の息子もその一人だから
どうぞわれわれ夫婦が犠牲になつて
皆様の罪を洗ひ清め
天国へ上らしたいと思ひ神様にお願ひすれば
沢山の亡者の罪穢れ垢などがわれら夫婦の体に堆高く集まり来たり
どうしても落ちないので
夫婦が互ひに搗臼の中に体を沈め
地獄以上の苦しみをして皆様のために霊を研いてをるのだ

自分が両親に代り水車の苦業をいたしますから
両親や吾が子をを助けていただきたい

吾々夫婦はたとへ如何なる苦労をいたしましても
少しも厭ひませぬ
なにとぞ吾が子の〇〇や孫が天国に救はれますやうに

・・・「人(霊止)還りの道」615編へつづく


関連記事一覧


無料メルマガ

お名前

メールアドレス


(ドメイン satose.jp 受信設定)

スポンサーリンク

Amazon

楽天市場

Y!ショッピング

7net

ブログポリシー

鈴木慧星の名称およびブログの全部または一部をリンク・複製・引用・転用・転載・改変・アップロード・掲示・送信・頒布・販売・出版等を一切禁止します

ソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用規約ならびにソーシャルメディアに関するポリシーおよびルールとマナーに違反する行為等を一切禁止します