「人(霊止)還りの道」569編


霊界には高天原(天界)・中有界(精霊界)・根底の国(地獄界)の三界あることはこれまでも述べたとおりである
しかして中有界(精霊界)は霊界・現界のまた中間に介在せりといつてもいいくらゐなものである
ゆゑに中有界(精霊界)には自然的すなはち肉体的精霊なるものが団体を作つて現界人を邪道に導かむとするものあることを知らねばならぬ

中有界(精霊界)の肉体的精霊とは色々の種類あれどもその形は人間に似て人間にあらざるありあるひは天狗あり狐狸あり大蛇あり一種の妖魅ありて暗黒なる現界に跋扈跳梁しつつありこれらは根底の国(地獄界)にもあらず一種の妖魅界または兇党界と称し人間に譬ふればいはゆる不浪の徒である
彼ら中有界(精霊界)の肉体的精霊は人間の山窩の群のごとく山の入口や川の堤や池の畔そして墓場の附近などに群居し暗冥にして頑固なる妄想家の虚をうかがひその人間が抱持せる慾望に附け入つて虚隙を索めて入り来たるものである

この中有界(精霊界)の肉体的精霊もまた人間の想念と和合せずしてその体中に侵入し来たりその諸感官を占有しその口舌を用ひて語りその手足をもつて動作するものである
しかして此ら中有界(精霊界)の肉体的精霊はその憑依せる人間の物をもつてすべて吾が物とのみ思うてゐる
ある時は人間の記憶と想念に入つて神と称しあるひは予言者をまねつひに自ら真の予言者と信ずるに至るものである

されど此ら中有界(精霊界)の肉体的精霊は少しも先見の明なく一息先のことは探知し得ないものである
何ゆゑなればその心性は無明暗黒の境域にをるがゆゑである

・・・「人(霊止)還りの道」570編へつづく


関連記事一覧


無料メルマガ

お名前

メールアドレス


(ドメイン satose.jp 受信設定)

スポンサーリンク

Amazon

楽天市場

Y!ショッピング

7net

ブログポリシー

鈴木慧星の名称およびブログの全部または一部をリンク・複製・引用・転用・転載・改変・アップロード・掲示・送信・頒布・販売・出版等を一切禁止します

ソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用規約ならびにソーシャルメディアに関するポリシーおよびルールとマナーに違反する行為等を一切禁止します