「人(霊止)還りの道」118編


豊葦原の中津国に
一輪きよく芳しく
匂へる白き梅の花
神世の昔めぐり来て
国常立の大神が
日に夜に心配らせし
常夜の国も晴れ渡り
曲津軍も服従ひて
一度に開く木の花の
うましき御代となりにけり

闇より暗き世の中を
天津御神の神言もて
黄泉の島に天降り
醜の国原言向けて
日の出神と現はれし
天と地との大道別の
神の命と勇ましく
事戸を渡し琴平別の
厳の御魂の百引千引
岩をも射ぬく誠心を
つらぬき徹す桑の弓
弓張月の空たかく
かがやき渡る神々の
功はきよし天教山の
尾根に湧き出る言霊は
湖の鏡にうつるなり

移り替るは世の中の
習ひと聞けど兄の花姫や
咲き匂ふなる春の日も
またたく間に紅の
色香も夏の若みどり
涼しき風に送られて
四方の山々錦織り
紅葉も散りて木枯の
風吹き荒み雪霜の
ふる言の葉にかへり見て
心をくばれ神々よ
心をくばれ神々よ

春の花咲く今日の日は
わが胸さへも開くなり
吾胸さへもかをるなり
かをりゆかしき神の道
一度に開く梅の花
一度に開く梅の花
一度に開く梅の花

木花姫命は満面に笑をたたへ諸神の前に現はれ給ひて声音ほがらかに歌ひたまふ

・・・「人(霊止)還りの道」119編へつづく


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