「人(霊止)還りの道」561編


副守護神なる精霊に魅せられた人間(ジンカン)は自分が教へ導きその説を流入するところの人間を言葉たくみに説きすすめますます固く信ぜむとするものである

しかしてつひには副守護神なる精霊に魅せられた人間(ジンカン)は副守護神なる精霊がその人間の肉体を全部占領しかつ数多の人間を誑惑した上つひにはいろいろと理窟をつけて悪事を教へ「何事も神の都合だからただ吾が言に従へ 言ひおきにも書きおきにもない根本の根本の歴史以前の事だから智者学者が何ほどきばつても分るものでない ただ人間は誠の神の申すこと〇〇神の調べたことを聞くより誠が分らぬものだ ゆゑにトコトン信用せよ」と勧めるのである

自分自身を〇〇神と称してゐる副守護神なる精霊に魅せられた人間(ジンカン)の精霊は普通の精霊とは変はつてゐる点は「自分は八岐大蛇の悪霊であり金毛九尾の悪狐であつたがしかし五六七の世が出て来るについて何時までも悪を立て通すわけにはゆかぬから心の底から改心をし昔から世を紊してきた自分の悪を悔い改めしかして誠の神の片腕となつて働くのであるから悪にも強かつたものはまた善にも強いゆゑに自分のいふところは一切が霊的であり神的でありかつ善の究極である」と信じてゐるのである

かくのごとき副守護神なる精霊に迷はさるる人間(ジンカン)は愚直な者かあるひは貪欲な者か精神に欠陥のある人間(ジンカン)であることを記憶せねばならぬ

・・・「人(霊止)還りの道」562編へつづく


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