「人(霊止)還りの道」112編


一時千金花の春
金勝要大神の御分霊
言霊姫命の鎮まり給ふ
常世国
山野は青く春姫の
百機千機織りなして
緑くれなゐ白黄色
花咲きみだれ百鳥は
木々の梢に歌ひ舞ひ
天津日かげも麗かに
かげろふの野辺に立つ有様は
大海原の凪ぎたる波のごとくなり

神のまことの道を取ちがひいたすと
頭を土に突込んで足を仰向けにして
のたくらねばならぬぞよ

これをシリ滅裂と云い見る目も哀れなりける次第なり

慾に目のない目の国の
心のつんぼの曲津神
鳩の奴めが豆鉄砲
喰ったやうな面をして
ずらりと並んだ皆の奴
あほ面さらしたをかしさよ
つらつら思ひめぐらせば
常世の国は盲目国
めくらが垣を覗くよな
恰好いたしてこの方を
十重や二重にとり囲み
アフンといたして空むいて
もろくも白く目の玉を
白黒々むきながら
まだ目が醒めぬか盲ども
こんな苦しい目に遇ふて
かち目もないのにちょん猪口才な
盲千人目に開いた奴は
一人もないとは情けない
ホンにお目出度い奴ばかり

コンナ結構な麻柱の
教がめったに聞けるかい
目無堅間の救ひ船だ
めげる恐れは一つもないぞ
今に眩暈が出て来るぞ
面目なげにめそめそと
ほえ面かわくも目の前ぢゃ
吾はこれから目の国を
めげ醜国と云ふてやる
醜の曲津の遠近に
荒ぶるめぐりの深い国
何を目あてに醜国の教
一寸さきは闇の夜と
曲の教に目がくらみ
心の眼は真の闇
なんと哀れなことぢゃろう
つる鶴述べる言霊を
首を長うして聞くがよい

聞く耳もたぬ木耳の
松茸・椎茸・湿地茸
毒茸・滑茸を食はされて
黒血をはいて目をまはし
しまひにや冥土の旅枕
首もまわらぬ真暗がり
なまくら者のより合ふた
この目の国をよっく見よ
四方の山々禿だらけ
大野ケ原は草だらけ
茨の中をくぐるよな
この国ざまは何事ぞ
天の冥罰立どころ
神の恵にあひたくば
いま目を醒ませ目をさませ
前途の見えぬ目の国の
人こそ実にあはれなれ
人こそ実に憐れなれ

月は照るてる
目の国くもる
荒れた目の国
闇となる

今までの悪心をのこる隈なく払拭し霊主体従の身魂となり変りたるぞ畏けれ

・・・「人(霊止)還りの道」113編へつづく


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