「人(霊止)還りの道」93編


言霊「サ」

騒がしいワイ
賽の河原で石をつむ
積んでは崩す
積んでは崩す
氣の毒な尻のむすべぬ
神の使ひ
月は御空に冴えわたれども
心は暗き谷の底
足もとは真暗がりで
谷底へ逆トンボリを
打たねばならぬぞよ
神の申すことを
逆様に取れとは
ソリヤ何のこと
先へ先へと知らす
神の教
先の知れぬ神の使ひが
神を審神するといふ
深女のやうな
御魂の暗い奴
酒と女に魂を腐らし
やうやう改心いたして

神の使ひになったとて
さそれがなに豪い
差添の種ぢゃと威張ってをるが
何もかも差出の神か
イヤ狸だ
さすがの其方も神の申す
今の言葉
指一本指すことは出来まい
早速開いた口は
すぼまろまいぞよ
沙汰のかぎりぢゃ
サタン
悪魔の虜となっても
サッチもないことを触れ歩き
偖もさても悟りの悪い
神の使ひ
蚕のサナギのやうに
ちょっとのことにも
プリンプリン
尾を振り頭をふり
盲目滅法の審神をいたし
本守護神だ
正副守護神だと騒ぎまはり
日本御魂の諸刃の剣は
サッパリ錆刀
探り審神者の向ふ見ず
さまざまの曲津にあざむかれ
えらい目にあはされながら
まだ目が醒めぬか
これでもまだまだ我を張るか
さてもさもしい心だのう
さやります黄泉神の曲の使を信じ
よくもよくも呆けたものだ
今からさらりと我を折りて
慢心ごころを洗ひ去り
各自にわが身を省みて
猿の尻笑ひをいたすでないぞ
恥をさらされて頭を掻くより
褌でもしっかりとかけ
騒ぐな
さへづるな
冴えた心の望の月
サアサア神の申すことが
チットは腹に入ったか

・・・「人(霊止)還りの道」94編へつづく


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