「人(霊止)還りの道」92編


言霊「ケ」

結構々々とは
何が結構だ
手筋の横巾も違はぬ
神の教だ
決心が第一だ
道を汚しては
ならぬから
神が氣もない中から
氣をつけるのだ
怪体な心を取直し
ケチケチいたさず
神心になってをらぬと
獣の身魂に欺されて
尻の毛まで
一本もないやうに
しられるぞよ
嶮しき山を
上り下りしながら
毛を吹いて
疵を求めるやうな
その行り方
従者を連れたり
女を連れたり
そんなことで
神の教が拡まるか
毛虫よりも劣った
神の使ひ

言霊「コ」

乞食芝居のやうに
男女連れてゴテゴテと
ここかしこ
ゴロツキまはる
神の使ひ
神は堪忍袋が破れるぞよ
この世の鬼を往生さして
神・仏事・人民を
悦ばす神の心
耐へ忍びのない
心のきまらぬ
破れ神の使ひが何になるか
梢に来て鳴く鶯でも
春夏秋冬は
よく知ってゐるに
応へたか
この方の云ふことが
分かったか
コツコツと角張った
もの言ひをしたり
ゴテゴテと小理屈を
捏ねまはし
人の好まぬことを
無理に勧め
怖がられて
強いものには媚びへつらひ
あとさき真暗の神を困らす
米喰ふ虫の製糞器
菰を被った乞食のやうに
ちょっとの苦労に
弱音を吐き
泣き声をしぼり
モウこいつあ叶はぬ
神の使ひはコリゴリだと
弱音を出したり
怖い顔して威張って歩く
狼狽者の得手勝手な
ねつを吹くお取次ぎとは
おとましいぞよ
鬼も大蛇も狼も恐れて
尾をふって跣足で逃げる
イヤ逃げぬ
心の小まい腰の弱い
困りものの神の使ひ

・・・「人(霊止)還りの道」93編へつづく


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