「人(霊止)還りの道」519編


モシ先生
ここは霊陽山とか聞きましたが
実にいい所ですなア
もはや此処は最高天国ではありますまいか
四辺の樹木といひ
山容といひ
いかなる画伯の手にもたうてい描くことは出来ますまい
どうかして早く現界の御用ををへ
かやうな所に楽しき生涯を送りたいものですなア

いかにも結構な所だ
現界人が美術だとか
耽美生活だとか
文化生活だとか
いろいろと騒いでゐるが
この光景に比ぶれば
その質において
その量において
その美において
たうてい比較にならないやうだ
そして何ともいへぬわが心霊の爽快さ
ホンにかやうな結構な所があるとは
夢想だにもしえなかつたところだ
斎苑の館に永らく仕へながら
まだ愛信の全からざりしため
瑞の御霊の大神のまします地上の天国が
さまで立派だとは思はなかつた
やはり如何なる壮厳麗美といへども
心の眼開けざる時はたうてい駄目だ
あたかも豚に真珠を与へられたやうなものだ
これを思へば
吾々はあくまでも大神に賦与されたるわが精霊を研き浄め
大神の神格に和合帰一せなくてはならない
アゝ
実にかやうな至喜と至楽の境遇にわれわれを導き
無限の歓喜を浴せしめたまひしことを
有難く大神様の御前に感謝いたします

油断をすれば
たちまち天国が変じて地獄となり
明は変じて暗となり
神は化して鬼となる

実に戒慎すべきは心の持ちかたでございますなア
あゝ
惟神霊幸倍坐世

・・・「人(霊止)還りの道」520編へつづく


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