「人(霊止)還りの道」475編


高天原においては
すべての天人は
日々何を職業にしてゐられるのですか
田畑もあるやうなり
いろいろの果樹も作つてあるやうですが
あれは何処から来て作るのですか

天人が各自に農工商を励み
たがひに喜び勇んで
その事業に汗をかいて
従事してゐるのですよ

さうすると
高天原でもずゐぶん現界同様に忙しいのですなア

現界のやうに
高天原にては人を頤で使ひ
自分は
金の利息や株の収益で遊んで暮す人間(ジンカン)はありませぬ
上から下まで心を一つにして共々に働くのですから
何事も埒よく
早く事業がはかどります
高天原の一団体は人間一人の形式となつてをります
たとへば
ペン一本握つて原稿を書くにも
外観から見れば
一方の手のみが働いてをるやうにみえます
その実は
脳髄も心臓・肺臓は申すにおよばず
神経・繊維から運送機関
足の趾の先まで緊張してゐるやうなものです
今日の現界のやり方は
ペンを持つ手のみを動かして
はたの諸官能は
我関せず焉といふ行り方
それではとても治まりませぬ
高天原では上下一致
億兆一心
大事にも小事にも当るのですから
何事も完全無欠に成就いたしますよ
人間の肉体が
一日働いて夜になつたら
凡てを忘れて
安々と眠りにつくごとく
休む時はまた団体一同に快く休むのです
私は天人の団体より選まれて
団体長を勤めてをりますが
私の心は
団体一同の心
団体一同の心は私の心でございますから

なるほど
現界もこの通りになれば
地上に天国が築かれるといふものですなア
たとへ一日なりとも
こんな生涯を送りたいものです
高天原の団体と和合する想念の生涯が送りたいものでございます

あなたは已に
高天原の団体にお出でになつた以上は
私の心はあなたの心
あなたの智性は私の智性
融合統一してをればこそ
かうして相対坐してお話しをすることが出来るのですよ
ただ今の心を何時までもお忘れにならなかつたならば
いはゆるあなたは
たとへ地上へ降られても高天原の住民ですよ
しかしながら
あなたは大神様より現界の神司と選まれて
その死後は高天原の霊国へ昇つて神司となり
高天原布教の任に当たられるべき方ですから
到底その時は
吾々の智慧証覚は
あなたのお側に寄りつくことも出来ないやうになりますよ
あなたが霊国の神司にお成りなさつた時は
わが団体へも時々御出張を願ふことが出来るでせう

先生
慢心しちやいけませぬよ

イヤ
決して慢心でない
珍彦様の心は私の心と和合し
私の心は珍彦様と和合し
珍彦様は大神様の内流を受け
大神様と和合してござるのだから
少しも疑ふ余地はない
お言葉を信ずればいいのだ
高天原には
愛善と信真とより外にはないのだ
疑ひを抱くのは
中有界(精霊界)以下の精霊の所為だ

・・・「人(霊止)還りの道」476編へつづく


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