「人(霊止)還りの道」459編


高天原(天界/天国)の団体に交通する精霊も根底の国(地獄界)と交通せる精霊もまた同じく人間に付き添うてゐる
高天原の団体に交通してゐる精霊のもつとも清きものを真霊または本守護神といひやや劣つたものを善霊または正守護神といふ
根底の国の団体と交通する精霊を悪霊または副守護神といふ

しかし人間が生るるやただちに悪の裡に陥らねばならない事になつてゐ
ゆゑに当初の生涯は全くこれら精霊の手の裡に在りといつてもいいのである
人間にして若しおのれと相似たる精霊が付き添うて守るに非ざれば人間は肉体として生くることは出来ない
またもろもろの悪を離れて善に復えることも出来ないことになるのである

人間の肉体が悪霊すなはち副守護神によつておのれの生命を保持し得ると同時にまた善霊すなはち正守護神によつてこの悪より脱離することを得るものである
人間は又この善悪両者の徳によつて平衡の情態を保持するがゆゑに意思の自由なるものがある
この自由の意思によつてもろもろの悪を去りまた善に就くことを得てまたその心の上に善を植ゑつくることを得るのである
人間がもしかくのごとき自由の情態に非ざる時は決して改過遷善の実を挙ぐることは出来ない

しかるに一方は根底の国より流れ来たる悪霊の活動するあり一方には高天原より流れ来たる善霊の活動するありて人間はこれら善悪両者の中間に立ち天国・地獄の両方の圧力の間に挟まらなくては決して意思の自由はあるべきものではない
また人間の自由のない時は生命あることを得ない

また善をもつて他人に強ゆることは出来ない
他人から強ひられたる善そのものは決して内分の霊魂に止まるものではない
心の底にどうしても滲み込むことは出来ない
ただし自由自在に摂受したところの善のみは人間の意思の上に深き根底を下ろしてさながらその善をおのれの物のごとくするやうになるものである

・・・「人(霊止)還りの道」460編へつづく


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