「人(霊止)還りの道」458編


凡ての人間の身には善と悪と二種の精霊が潜在してゐる
しかして人間は善霊すなはち本守護神または正守護神によつて高天原(天界/天国)の諸団体と和合し悪霊すなはち副守護神によつて根底の国(地獄界)の団体と相応の理によりて和合するものである

この二種の精霊は高天原と根底の国の中間に位する中有界(精霊界)に籍を置いてゐる
この精霊が人間に来たる時にはまづその記憶中に入り次にその想念中に侵入するものである
しかして副守護神は記憶および想念中にある悪しき事物の間に潜入し正守護神はその記憶や想念中にある最も善き事物の裡に侵入し来たるものである
されど精霊自身においてはその人間の体中に入り相共にをることは少しも知らないものである
精霊が人間と共なる時は凡てその人間の記憶と想念とをもつて精霊自身の所有物と信じてゐる

また二種の精霊なるものは人間を見ることはない
何ゆゑなれば現実の太陽界にあるところの者は彼ら精霊が視覚の対境とならないからである
大神はこれらの精霊をしてその人間と相ともなへることを知らざらしめむがために大御心を用ひたまふことすこぶる甚深である
何故ならば彼ら精霊がもしこの事を知る時にはすはなち人間と相語ることあるべくしかして副守護神たる悪霊は人間を亡ぼさむことを考へるからである

副守護神すなはち悪霊は根底の国の諸々の悪と虚偽とに和合せるものなるがゆゑにただ一途に人間を亡ぼし根底の国へ導き自分の手柄にしようと希求するのほか他事ないからである
しかして副守護神はただに人間の心霊すなはちその信と愛とのみならずその肉体をも挙げて亡ぼさむことを希求するものである
ゆゑに彼らの悪霊が人間と相語らふことがなければ自分は人間の体内にあることを知らないのだから決して害を加へないのである

副守護神すなはち悪霊はその思ふところその相互に語るところの事物が果して人間より出で来たるものなりや否やを知らないのである
何となれば彼ら悪霊の相互に物いふはその実は人間より来たるところのものなれども彼らはこれをもつて自分の裡よりするものなりと信じ切つてゐるからである

しかして何れの人間も自分に属するところを極めて尊重しかつこれを熱愛するがゆゑに精霊は自らこれを知らないけれども自然的に人間を愛しかつ尊重せなくてはならないやうになるのである
これ全く瑞の御霊大神の御仁慈の御心をもつてかく精霊に人間と共なることを知らしめざるやう取計らひたまうたのである

・・・「人(霊止)還りの道」459編へつづく


関連記事一覧


無料メルマガ

お名前

メールアドレス


(ドメイン satose.jp 受信設定)

スポンサーリンク

Amazon

楽天市場

Y!ショッピング

Y!トラベル

ブログポリシー

鈴木慧星の名称およびブログの全部または一部をリンク・複製・引用・転用・転載・改変・アップロード・掲示・送信・頒布・販売・出版等を一切禁止します

ソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用規約ならびにソーシャルメディアに関するポリシーおよびルールとマナーに違反する行為等を一切禁止します