「人(霊止)還りの道」420編


汝は今
神様のため
世のために尽すといつたが
神の力は広大無辺
汝の力を加ふべき余地は少しもないぞよ

ただ汝は
天の良民として
汝の身につける一切の物を完全に照り輝かし
万一余地あらば
これを人に施すべきものだ

しかしながら人間として
どうして世を救ひ
人を救ふことが出来ようぞ

汝自らの目をもつて
汝の顔および背を見ることを得るならば
はじめて人を幾分なりとも救ふべき力が備はつたものだ

これを思へば
人の身として
如何でか余人を救ふことを得む
かくのごとき考へを有する間は
未だ慢心の雲晴れきらぬものなるぞ

神司とは読んで字のごとく
神の有難きこと
尊きことを体得して
これを世人に宣べ伝ふる使者である
決して一人なりとも救ふべき権利はない

世を救ひ
人を救ふは即ち救世主の神業である
ただ神司なるものは
神の国にいたる亡者引きである

この亡者引き
ややもすれば眼くらみ
八衢にさまよひ
あるひは根底の国に客を導き
自らも落ち行くものである
それゆゑ
何事も惟神に任すが一等だ

なにほど人間が知識ありとて
力ありとて
木の葉一枚生み出すことも出来ないではないか
一塊の土たりとも産出することの出来ない身をもつて
いかでか世人を救ふ力あらむ

ただ神司および信徒たるものは
神を理解し神の国の方向を知り
迷へる亡者をして天国の門に導くことを努むれば
これで人間としての職務は勤まつたのだ
それ以上の救ひは神の御手にあることを忘れてはなりませぬ

・・・「人(霊止)還りの道」421編へつづく


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