「人(霊止)還りの道」388編


焦がれたる
人に相見し
今日の身は
昔にまして
いとも苦しき

走り往く
人の姿を
眺むれば
知らず知らずに
涙ぐまるる

過ちを
改め直し
大神の
道にかへれよ
二人ゆく人

秋の日の
淋しき吾に
迫りけり
思はぬ人を
見るにつけても

懐かしき
恋しき人は
曲津見の
醜の司と
なり下りける

吾とても
心は鬼に
あらねども
神の大道を
外すよしなし

吾が身魂
いかなる罪を
造りしか
淋しさ身に沁む
秋の山路

不意なくめぐり
遭ひたる
愛人(ウヅヒト)は
神の仇とぞ
聞きし悲しさ

やがてまた
花咲く春も
来たるらむ
冬籠りして
待つ人の身は

霜を踏み
雪をかぶりて
咲く花は
香めでたき
庭の白梅

惟神
神の心に
任せませ
やがて晴れゆく
秋の大空

親となり
子となり
又も兄弟と
生まるも神の
仕組なるらむ

さりながら
生者必滅
会者定離
浮世の様を
いかにとやせむ

惟神
なれが情の
あつ衣
冷たき風を
凌ぎけるかな

旅に出て
人の情を
悟りけり
神と道とに
仕へゆく身は

・・・「人(霊止)還りの道」389編へつづく


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