「人(霊止)還りの道」10編


宇宙の大元霊たる真神大神(神霊)は大宇宙を創造し太陽・太陰・大地および列星を生みなし広大無辺の神業を樹て給われました
これは万有一切の生物を至安至楽の世に永遠無窮に栄え住まわせ且つ宇宙の大意志を完全に遂行せしめ給われるが為です

真神大神(神霊)は太陽を造りこれに附する霊魂・霊力・霊体をもって太陽の世界に守護神を任じました
そして太陰にも同じくその霊魂・霊力・霊体とを附与しその守護神を定めました
そして更に太陽界と太陰界の永遠無窮の守護神の尊き神をして守護し給うが如くこの地上現実界に天祖大国常立尊の分霊である国祖国常立命にして守護し給われました

この地上現実界の大主宰にまします国祖国常立命は鋭意世界に平和と進歩発展の聖業を完成するために不断の努力を続け給われておられます
国祖国常立命が大慈悲の大御親心を発揮し給われ人その他すべての生物にその大御心を日夜砕かせ給われておられることは何とも申し上げようのない有難きことです

真神大神(神霊)の洪恩に報い奉りその御子として生まれ出でたる地上のすべての万有は天祖国祖大神の御心を自己の心として最善の努力と奉仕に常日頃から励むことが肝要です

しかし現在の世の中の状況は何れも星移り月代りて網紀は緩み最早収拾出来ない状況に至ってます
すべての人(霊止)は天祖国祖大神の御心に自己の本心を立復り神意の神政を行なっていくことが必定であり肝要です

風は新柳の髪を梳り
浪は青苔に髯を洗ふ

照りもせず
曇りも果てぬ
春の夜の
朧月夜に
しくものぞなき

天津日嗣の神は
西の山に端に隠れ
黄昏に雲ただよふ

地には
燕の翩翻として
忙しげに
梭を織り

神人みな
春の日長に
睡眠をもよほす

東の空の雲の戸
開けてたち昇る
朧の月影は
得もいはれぬ
長閑さなりける

・・・「人(霊止)還りの道」11編へつづく

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