「人(霊止)還りの道」353編


<大祓祝詞|解-7>

高山の末
短山の末より
作久那太理に
落多岐つ
速川の瀬に坐す
瀬織津比売といふ神
大海原に持出なむ
如此持出往ば
荒塩の
八百道の
八塩道の
塩の八百会に坐す
速秋津比売といふ神
持可々呑てむ
如此可々呑ては
氣吹戸に坐す
氣吹戸主といふ神
根の国
底の国に氣吹放ちてむ
如此氣吹放ちて
根の国
底の国に坐す
速佐須良比売といふ神
持佐須良比失ひてむ
如此失ひては
現身の身にも心にも
罪といふ罪は不在と
祓給へ
清め給へと
申す事を所聞食と
恐み恐みも白す

<大意>
地球の表面の清潔法施行のためにはまづ大小の河川を司どる瀬織津姫が御出動になりいよいよとなれば大雨を降らして苛くも汚れたものは家庫たると人畜たるの区別なく大海へ一掃してしまふ
これに応じて速秋津姫の御活動が起こり必要なれば逆に陸地までも押し寄せあらゆる物を鵜呑みにする
邪氣妖氣の掃除の目的には氣吹戸主神が控へてをり最後の大仕上げには佐須良姫が待ちかまへて揉みに揉み砕き揺りに揺り潰す
これでは如何に山積せる罪穢も此の世から一掃されて品切れになる

+++

高山の末(タカヤマノスエ)
短山の末(ヒキヤマノスエ)
高き山の頂と低き山の頂の意です

作久那太理(サクナダリ)
山から水が急転直下し来たることの形容です
佐久とは谷の意であり峡の意です
那太理とはなだれ落つる意です

落多岐つ(オチタキツ)
逆巻き湧き上がりつつ落つることの意です
滝や沸る等とはすべて同一語源から出ます

速川(ハヤカワ)
急流の意です

瀬織津比売(セオリツヒメ)
瀬織津の織とは借字であり瀬下津となり「於中瀬降迦豆枝たまふ」とある意の御名です
瀬織津比売の神とは禍津日神であり罪穢が発生した場合には常にこの修祓係・刑罰係なる禍津日神の活動を必要とする
禍津日神とは正神界の刑罰係であり現界でいへば判検事・警察官・軍人などの部類に属します

荒塩(アラシホ)塩の八百道(ヤホヂ)の八塩道(ヤシオヂ)の塩の八百会(ヤホアヒ)に坐す
全体は荒き潮の弥が上に数多寄り合ふ所の意です
八とは弥の意です
八百道とは多くの潮道の意です
八塩道とは塩の八百道を受け重ねていへる表現です
八百会とは沢山の潮道の集まり合ふ所の意です

速秋津比売(ハヤアキツヒメ)
河海の要所を受持ちて働く神です
古事記「水戸神 名速秋津日子神 次妹秋津比売命」

持可々呑てむ(モチカカノミテム)
声立ててガブガブ呑むの意です
汚れたる世界の表面を洗滌するためにはすでに瀬織津比売の御働きが起こりて大雨などが降りしきりますが河海の水門々に本拠を有する秋津比売が次ぎに相呼応して御活動を開始します
大洪水・大海嘯(津波)・大怒涛など秋津比売の神にガブ呑みされては田園も山野も市町村もたまつたものではありません
これはいはゆる桑田変じて碧海となるの意です

氣吹戸(イブキド)
近江の伊吹山の意であり気象学上においてもきはめて重要な場所です
伊吹とは息を吹く所の意であり地球上に伊吹(氣吹)戸とは無数あり伊吹戸中の伊吹ともいふべきは近江の伊吹山です

氣吹戸主(イブキドヌシ)
大雨・洪水・海嘯(津波)等の活動に続いては氣象上の大活動が伴ふて邪氣妖氣の掃蕩を行なふ事の意です
神風なども氣吹戸主(伊吹戸主)の神の御活動の一端です

根の国(ネノクニ)
底の国(ソコノクニ)
地球表面においては北極の意です
人間の智慧や学問では解釈の出来ない神秘とは北に隠されゐます
北光・磁力などは申す及ばす氣流や氣象なども北極と密接の関係があります
すなはち地球の罪穢や邪氣妖氣とはことごとく一旦は北極に吹き飛ばされここで遠大なる神力によりて処分されます
その他に罪を犯したる者が根の国・底の国に落ちるのは神罰で一つの修祓法執行の意です
根の国・底の国なる地獄めきたる国土が存在するのではなく何処にいても神罰執行中はそこが根の国・底の国となります

今までは世の元の神を北へ北へ押しこめておいて北を悪いと世界の人民が申してをりたが北は根の根・元の国であるから北が一番善くなるぞよ
人民は北が光ると申して不思議がりていろいろと学や智慧で考へてをりたが誠の神が一処に集りて神力の光を現はしてをる事を知らなんだぞよ

速佐須良比売(ハヤサスラヒメ)
佐須良とは摩擦(サスル)の意であり揉む事の意です
空にありては雷であり地にありては地震であり皆これらは速佐須良比売の御活動です

所聞食(キコシメセ)
八百万の神達に宣り上ぐる言葉の意です
神々に向かつて活動開始・威力発揮を祈願する言葉の意です
すなはち天地の神々様もこの宣詞をしつかりと腹に入れて四方面に分かれて大修祓のために活力を発揮し玉へといふ事の意です

禍津日神(マガツヒカミ)は正神界です
禍津神(マガツカミ)は邪神界です

+++

<古事記|伊邪那岐命の禊の段>

於是詔之上瀬者瀬速
下瀬者瀬弱而
初於中瀬降迦豆枝而
滌時所成坐神名八十禍津日神
次大禍津日神
此二神者所到其穢繁国之時因汚垢而
所成之神者也

修祓には大中小の区別があります
大は天上地上の潔斎です
中は人道政事の潔斎です
小は一身一家の潔斎です

もし地球に瀬織津比売の御働きが無ければ万の汚穢は地上に堆積して新陳代謝の働きが閉塞します
地の水分が間断なく蒸発してそれが雲となり雨となりその結果において谷々の小川の水が流れ出て末は一つになりて大海原に持出してくれので天然自然に地の清潔が保たれてゐます
しかし現在は地の表面が極度に腐敗し切り汚染し切り邪霊小人が時を得顔に跋扈してをります

今の世界は服装ばかり立派に飾りて上から見れば結構な人民で神も叶はぬやうに見えるなれど誠の神の眼から見れば全部四つ足の守護になりてをるから頭に角が生えたり尻に緒が出来たり無闇に鼻ばかり高い化物の覇張る闇雲の世に成りてをるぞよ
余り穢うて眼を開けてみられぬぞよ
ようも爰まで汚したものぢや
足片足踏み込む所もない
罪穢の甚大い所には何があるやら知れぬぞよ

世界の大洗濯・大清潔法の施行においてまづ瀬織津比売の大活動と成りて現はれ七十五日も降りつづく大猛雨などは瀬織津比売の神の分胆に属します
到底お手柔らかなことでは現世界の大汚穢の洗濯は出来ません
今や瀬織津比売の御活動は始まりつつあります

全世界の大修祓法とは大雨で流し洪水・海嘯(津波)等で掃ひ大風で吹き飛ばし最後に地震・雷で揺つてゆつて揺り滅ぼすのです
それが即ち世界の大洗濯・大掃除そして第二次の大立替です

天の大神様がいよいよ諸国の神に命令を降しなされたら艮之金神なる国常立尊が総大将となりて雨の神・風の神・岩の神・荒の神・地震の神・八百万の眷属を使ふと一旦は激しくなるのとは祓戸四柱の神々の御活動を示してます

岩「国常立尊」
統治の位置に立つ機能

雨「瀬織津比売」
口中にて食物咀嚼の機能

荒「秋津比売」
食道から胃腸に食物を運ぶ機能

風「氣吹戸主」
咀嚼して出た乳汁を肺臓に持ち出す機能
肺臓にて空氣に触れそれから心臓に帰りそして全身へ脈管で分布せらるる機能

地震「佐須良比売」
肺臓にて空氣に触れそれから心臓に帰りそして全身へ脈管で分布せらるる機能

従来は大祓の祝詞は世に存在してもその意義すら分からず従つてその実行が少しも出来てゐませんでした
その大実行着手が国祖なる国常立尊の御出動です
神国人の責務は重いですが上にも重く天地の神々の御奮発と御加勢とをもつて首尾克くこの大経綸の衝に当たり神業に奉仕するといふ事が大祓祝詞の奏上者の覚悟であらねばなりません

岩・雨・荒・風・地震はすべて一定の規律と方針の下に行はるるところの神力の大発動です
今年よりは来年そして来年よりは来々年といふ具合にだんだんと世界の人士が承服する事になります

宇宙の神人・万有一切のことは皆同一理法に支配せらるるなり
宇宙に真なることは地球にも真なり
地球に真なることは一身一家にも真なり

・・・「人(霊止)還りの道」354編へつづく


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